【サイゾーオンラインより】
世間を騒がせた俳優・永野芽郁と田中圭の不倫疑惑だが、2度にわたる「週刊文春」(文藝春秋)の報道を双方の所属事務所が否定する中、永野に関しては一部で“海外逃亡説”まで取り沙汰されていた。
そんな渦中の人物が7月31日、約4カ月ぶりにInstagramを更新して話題となっている。
永野は5月に公開された主演映画『かくかくしかじか』がカナダ・モントリオールで開催されている『第29回ファンタジア国際映画祭』のコンペティション部門に正式招待されたことを受けて、原作者の東村アキコ氏とともに同地の舞台挨拶に登壇。
自身のInstagramには薄いベージュのドレスを身に纏い笑顔を浮かべた写真を掲載してそのことを報告している。
約2カ月ぶりに公の場に姿を現して事実上の“復帰”を果たした永野。その一方で自身の不倫疑惑に関してはいまだに完全スルーを決め込んでいるが芸能ジャーナリストの平田昇二氏は語る。
「永野さんの所属事務所は一連の報道を否定してはいるものの、実際に多数の出演CMやレギュラーラジオ番組、出演予定だった来年放送のNHK大河ドラマを降板したりと周囲に甚大な影響を及ぼしましたからね。本人から何らかの説明があってしかるべきと考えている人も多いでしょう。もっとも、あれだけ世間を騒がせておきながら何事もなかったかのように振る舞うその強心臓ぶりは、ある意味で大女優の貫禄とも言えるかもしれませんね」
そんな永野に関してはここに来て新たにNetflix作品への出演も一部で報じられており、このまま“逃げ切り勝ち”の可能性も浮上しているが、永野よりも先に見事な逃げ切り勝ちを成し遂げた女性芸能人もいるという。
番組制作会社スタッフはこう明かす。
「業界で話題になった、報道を完全スルーすることで窮地を脱したといえば、タレントの王林さんでしょう。王林さんは一昨年に初ロマンスとして都内の繁華街のカラオケバーで深夜にイケメン男性歌手を逆ナンパし、そのままホテルにお持ち帰りしたと女性誌で報じられました。青森のローカルアイドルグループ『りんご娘』の元メンバーで津軽弁で郷土愛をアピールし、たびたび『東京は怖い』や『青森にいないと肌が荒れたり呼吸が乱れたり体調が崩れる』などと語り、純朴なキャラクターでバラエティー番組を中心にブレークした彼女だけに、記事の内容とキャッチされたド派手なパリピ風のいで立ちのインパクトは大きく、当時はタレントイメージの崩壊も危惧されました。しかし、不倫ではなかったものの、自身に関する報道を完全無視した結果、大きなダメージを引きずることなく、今も変わらぬキャラクターで活躍を見せていますからね」
実際、王林は今年8月3日深夜に放送されたフジテレビ系『突然ですが占ってもいいですか?』に出演した際には、「強引な年上男性に惹かれる」との自身の占いの結果を受けて「えっ、心配! 危ない! 大丈夫かな……」と困惑の表情。
さらに、「(今後は)東京の男性との出会いをキッカケに東京に染まっていってしまう可能性も」と占い師から指摘されると、「怖い。逆に経験してないから、これから現れるかもしれないと思うと……」と怯えて見せて、「東京の男性って何を考えてるか分かんない。ちょっと、(方言で)なまっていないと本心でしゃべってると思えないんですよ」と話すなど、以前と変わらぬ純朴キャラで番組を盛り上げた。
不倫騒動から約3カ月、海外の映画祭で再始動を果たした永野だが、偉大な先達と同様の報道完全スルー戦略で復活を果たすことはできるのだろうか。
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)