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「え、まさかこのタイミングで?」フジ『ガリレオ』3作一挙放送が、“不適切会合”福山雅治にとって「ラッキー」なワケ

サイゾーオンラインより】

 フジテレビは8月21日、福山雅治主演『ガリレオ』劇場版シリーズ3作品を「土曜プレミアム」枠で一挙公開すると発表。これを受け、ネット上では「え、まさかこのタイミングで?」と驚きの声が相次いだ。

 この一挙放送は、同じく福山が主演を務める映画『ブラック・ショーマン』の9月12日公開を記念したもの。同13日に『容疑者xの献身』(2008)、同20日に『沈黙のパレード』(22)、10月4日に『真夏の方程式』(13)が放送予定だという。

 『ブラック・ショーマン』は東野圭吾氏の小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社)を原作としており、有村架純や成田凌らが出演。フジテレビが製作委員会の筆頭となっており、プロモーションの本格化とともに福山のメディア露出はますます高まっていくだろう。

 しかし福山といえば、フジ第三者委員会の調査報告書にあった「男性有力番組出演者」の当人であることが、8月18日発売の「女性セブン」(小学館)によって発覚したばかり。

 同誌では、質問状を寄せた「女性セブン」に対して、福山が自ら対面取材を希望。福山は約70分間にわたる取材において、問題の会合を振り返り、自身の言動について釈明や謝罪を述べているほか、自身で定める“下ネタ選びのルール”などについて真摯に語っている。

 そのため、同誌発売日の3日後に発表された『ガリレオ』の一挙公開に関して、前述のように驚きのリアクションが相次ぐのも致し方ないだろう。

福山雅治、なぜ“袋叩き”を回避?

 福山サイドの“見本のようなスキャンダル対応”もあり、福山がネットユーザーから“袋叩き”に遭っている様子は現状では見られない。芸能ジャーナリスト・竹下光氏は次のように語る。

「福山さんは自身が把握していないところで『好き勝手な内容を記事として書かれたくない』という思いもあるでしょうが、それを加味してもインタビュー取材に応じて自分の言葉できちんと説明、謝罪する姿勢は多くの人たちに悪くない印象を与えたのではないでしょうか。

 第一報が出た後ではなく、第一報の掲載と同時にというタイミングについても、自身の説明や謝罪に言い訳がましさを感じさせないといったプラスの効果があったと思います」

福山雅治、『ガリレオ』一挙放送は「ラッキー」?

 福山の仕事への影響が注目される中、彼の楽曲「甲子園」を高校野球中継のエンディングテーマに使用しているNHKは、現在も楽曲の使用を継続。今のところ「お咎めなし」との対応にも見える。

 また、このタイミングでの『ガリレオ』一挙放送は、「福山側にとってラッキー」との見方ができるという。前出の竹下氏が語る。

「『不適切な会合』の主催者である元幹部が在籍していたフジが、福山さん主演の『ガリレオ』をこのタイミングで放送することは、『今回の一件は福山さんの今後の芸能活動に大きな影響を及ぼすことではない』という格好のアピールになるでしょう。当事者でもあるフジがこれまでと変わらない扱いをすることで、他局も福山さんの番組起用などをしやすくなるでしょうしね」

 同騒動に関しては「無傷で終わりそう」との声も聞かれる福山。年末の『NHK紅白歌合戦』出場の有無や、『ブラック・ショーマン』の客入りなど、今後も影響が注目される。

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