12月3日に発表された「オリコン週間BOOK写真集ランキング」(集計期間:11月22日~28日)で、昨年10月にジャニーズ事務所を退所した山下智久が1位・2位を独占。ネット上のファンも喜んでいるようだが、一方でマスコミ関係者は4位につけたモーニング娘。の元メンバー・後藤真希の売り上げ部数について「悲壮感が漂う」と話す。
「山下は11月25日に『写真集 「CIRCLE」』(講談社)を発売。2,970円(税込、以下同)の通常版と、1万1,000円の豪華限定版の2種類あり、ランキングでは前者が推定売り上げ部数1万9,277部で2位、後者が推定売り上げ部数2万2,148部で1位を獲得しています。どちらも初登場で大健闘の売り上げといえますが、1万円超えの豪華限定版のほうが売れているというのも、さすが当代きってのイケメンです」(スポーツ紙記者)
ジャニーズから離れて1年以上が経過した山下。退所を決断するきっかけとなったハリウッドデビュー作『ザ・マン・フロム・トロント』は、来年8月に全米公開される。また、今年4月期にTBS系で放送された連続ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の最終回には“音声のみ”ながらゲスト出演を果たし、ネット上でも大きな話題となった。
「8月に、人気漫画『神の雫』(作:亜樹直、画:オキモト・シュウ)を実写化した米仏日共同制作ドラマ『Drops of God/神の雫』(2022年、Huluにて配信)で主演することが発表され、9月にはWOWOWとアメリカの動画配信サービス・HBO maxが共同制作するオリジナルドラマ『TOKYO VICE』(22年春放送予定)にレギュラー出演することが明らかに。さらに、10月発売の『週刊文春』(文藝春秋)によれば、来年4月期の連続ドラマ『正直不動産』(NHK)で主演することも決まったといいます。加えて、11月には主演映画『恋に落ちた家』(配信日未定、Netflix)の製作も発表されるなど、ジャニーズから離れても俳優として大活躍していますから、写真集の売れ行きにも納得です」(同)
ちなみに、今回のオリコン週間写真集ランキングで3位となったのは、女優でグラビアアイドルの工藤美桜が11月25日に発売した『工藤美桜ファースト写真集「KIMINOMIO」』(集英社)で、推定売り上げ部数は5,014部。この時点で、山下との差は大きいが……。
「4位の『後藤真希写真集 ramus』(講談社)は、山下が出した写真集の通常版と同じ2,970円ながら、推定売り上げ部数2,778部というやや物足りない結果に。発売日は11月29日のため、集計期間はわずか1日になってしまい、売り上げの単純比較はできないものの、苦しいスタートには違いないでしょう。実は山下と同い年である後藤にとって、写真集の発売は約10年ぶり。“発売前に2度の重版がかかった”ことや『過去イチ大胆写真集』という後藤本人のアピールがメディアで取り上げられるなど、好調な雰囲気はあったのですが、初週売り上げでは山下に大敗しています。彼と後藤では、ファンの母数に大きな開きがあるのかもしれませんが、悲壮感すら漂います」(テレビ局関係者)
かつて男性アイドルとして活躍した山下と、女性アイドルとして大ブレークした後藤。一世を風靡した両者だが、今回の写真集初週売り上げでは、山下の圧勝となったようだ。後藤はランキングが更新される10日までに、どこまで差を縮められるだろうか。