• 日. 12月 22nd, 2024

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坂上忍『バイキング』も消滅させられる? 政権批判の番組が減少、骨太コメンテーターの降板も続くテレビ業界

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 またしてもすごいキャラが出現した。自民党の泉田裕彦衆院議員が暴露した裏金要求。要求したとされる星野伊佐夫新潟県議が会見を開いたが、そのキャラが立ちすぎて――。まだまだいるんだな、こんな地方のドンが。なかなか太刀打ちできないし、淘汰もされない理由が星野議員の立ち振る舞いをみてわかった気がする。

第581回(12/2〜12/7発売号より)
1位「坂上忍『バイキング』ついに来春終了へ――フジからリストラ宣言で苦渋告白」(「女性自身」12月21日号)
2位「石田純一 娘すみれ『パパには言えない』結婚報告拒否の不穏」(「女性セブン」12月16日号)
同「石田純一『家庭もすべて崩壊した』本誌に断言した“夫婦の深刻不和”」(「女性自身」12月21日号)
3位「宮沢りえ“同伴”婿殿の熱演技指導!」(「女性自身」12月21日号)

 ついに打ち切り説が現実味を帯びてきてしまったようだ。坂上忍MCの情報番組『バイキング』(フジテレビ系)に昨年頃からささかかれ続けてきた番組打ち切り説。その理由とされてきたのが、坂上のパワハラ疑惑だった。

 たとえば昨年6月には「週刊女性」(主婦と生活社)が「坂上忍のパワハラで『バイキング』が9月終了か」と報じ、その直後には「女性セブン」も坂上を批判する記事を掲載、さらに9月には「週刊文春」(文藝春秋)も坂上のパワハラ疑惑を報じたことで、番組の打ち切りがさかんに報道された。その後の番組改編で『バイキング』は1時間拡大し『バイキングMORE』となり、打ち切りはなくなったかと思われていたが、しかし今週の「女性自身」(光文社)によると来年3月末で番組の打ち切りが内定したというのだ。

 記事によると、その理由はパワハラだけでなく坂上のギャラの高さにあるという。坂上の1日のギャラは100万円前後で、年間にすると2億円以上。ここ数年来、業績不振が続くフジテレビは社員のリストラも進めていることから、坂上も“リストラ”されるという。

 だがしかし、これを額面通りに受け取るわけにはいかない。というのも昨年坂上のパワハラ疑惑と番組打ち切り説が浮上した際にも本欄で指摘したように、『バイキング』打ち切り報道には、きな臭さがぷんぷんとしているからだ。

 そもそも坂上のパワハラ疑惑からして“仕掛けられた”ものとの見方が強い。

 昨年、複数のマスコミが報じた坂上のパワハラだが、その内容はというと、逆に坂上に正当性があるにもかかわらず、かなり恣意的に坂上を“悪”として報じられたものが多かった。さらに制作会社のスタッフがクビを切られたことまで坂上のせいにするメディアもあったほど。また注目を浴びた小藪千豊へのパワハラ疑惑にしても、小藪のそれまでの問題発言の数々を見れば、降板はある意味当然だった。

 しかし、こうした一連の事態を報じるマスコミの論調は、ことごとく坂上個人の責任を問うばかりで、本来の最高責任者であるフジテレビへの言及はほとんどなかった。その理由としてささやかれたのが当時、坂上と『バイキング』がさかんに政権批判を行っていたこと。坂上の政権批判に“政権べったり”のフジテレビ上層部が激怒。坂上おろしを画策して、その布石として坂上のパワハラ疑惑をマスコミにリークした――。

 だが当時坂上自身、パワハラ疑惑に徹底抗戦したため、番組打ち切りや坂上降板は、一旦は頓挫したかに見えた。が、しかし――。今回、番組存続について「自身」の直撃に対し、坂上はこう答えている。

「そういう話を僕個人に聞いたところで、あんな大きな番組、僕の意見って関係ないですよ。それはまず、フジテレビさんなんじゃないですか」

 まさに正論だが、『バイキング』は本当に打ち切られてしまうのか。政権を批判する番組が激減し、また骨太のコメンテーターたちが降板させられるという事態がテレビ業界で続いているが、『バイキング』もまた消滅させられてしまうのか。正式発表を待ちたい。

 石田純一が「女性セブン」(小学館)と「女性自身」でダブル特集されている。だが、これまでとは違い、今回ばかりは笑えないというか、かなり深刻なようで――。

 まずは、どちらかというと深刻度の薄いのが「セブン」。先ごろ石田の娘・すみれが結婚と妊娠を発表した、その内幕を記事にしているのだが、すみれは結婚報告を父親の石田になかなかしなかったという。その理由は簡単。

「パパに言ったらネタとして話されて、先に漏れてしまうかも」

 おっしゃる通りだと思う。しかし記事には石田のこととは別に少し心配な記述が。それがすみれの夫となったAさんの“素性”だ。「セブン」によると、Aさんは高校時代、窪田正孝もいたらしい「Jamming Flow」というアイドルグループで活動。現在は実業家らしいのだが、その“実業”の詳細は不明。すみれの知人がAさんに関するこんなコメントを寄せているのだ。

「(Aさんは)お金に無頓着で稼ぐということに執着せず、すみれの家に転がりこむようにして同棲を始めたとか」

 実業家なのに、お金に無頓着で稼ぐことに執着しない!? どんな実業家だ? 大丈夫か、すみれ!

 そして、もっと深刻なのが「自身」が報じた石田の“現状”だ。葉山の別荘に続き都内の3億円豪邸を売却するという石田。その理由のひとつは石田の収入減だというが、それだけでなく、妻・東尾理子との不和説も浮上しているのだとか。

 そのため石田を直撃したのだが、なんと石田は激高し、「あなたたちに話すことは、一生ありません! もう来ないでいただけますか!」「家庭は崩壊しています、はい。家庭も、すべて崩壊していますから! 帰ってください!」と言い放ったという。

 記事でも指摘されているが、これまで石田はマスコミの直撃にきちんと答えることに定評があり、神対応とまで言われてきた。そんな石田が、こんな対応をするとは。すごく、すごく驚きで、本当なのかと疑うほどびっくりだが、しかし石田のこの態度こそ、今の深刻さを表しているのか。再びマスコミに神対応を見せてくれる日がくるといいな。

 宮沢りえと森田剛は相変わらずラブラブのようだ。りえの主演舞台の稽古場に連日お迎えにきたり、稽古を見学しているという森田。さらに、そこで出演者たちに演技指導までしているらしい。でも、これって周囲にもっとも嫌われるパターンなのでは。やりすぎ注意。

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