2015年に起きた一橋大学アウティング事件から6年が経ちました。この悲しい事件をきっかけに「アウティング」という言葉は社会に広く知られるようになりましたが、それ以前もそして現在も、アウティングを恐れ、また悩まされている人は数多くいます。2021年12月に刊行された松岡宗嗣さん初の単著『あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)は、この一橋大学アウティング事件の経緯を振り返りながら、アウティングに関する様々な論点を議論した一冊となっています。
本書の刊行を記念してwezzyでは、『カミングアウト』(朝日新聞出版)などを刊行されている文化人類学者の砂川秀樹さんと松岡さんによる対談イベントを企画しました。テーマは「カミングアウトとアウティング」。改めて一橋大学アウティング事件を振り返りながら、カミングアウトやアウティングをめぐる問題、それらが発生する社会のあり方について、お二人にお話しいただきます。
松岡宗嗣×砂川秀樹 オンライントークイベント「カミングアウトとアウティング」
開催日:1月9日(日)
時間:17:00~18:30
料金:1200円(税込)
配信:Zoomウェビナー(PC、スマホ、タブレットから視聴できます)
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※ イベント終了後、アーカイブ動画を販売予定です。
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松岡宗嗣
1994年愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、HuffPostや現代ビジネス、Yahoo!ニュース等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。2020年7月、LGBT法連合会・神谷悠一事務局長との共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)を出版。近著に『「テレビは見ない」というけれど――エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む』(青弓社)、『子どもを育てられるなんて思わなかった――LGBTQと「伝統的な家族」のこれから』(山川出版社)。『あいつゲイだって――アウティングはなぜ問題なのか?』が初の単著となる。
砂川秀樹
明治学院大学国際平和研究所研究員。文化人類学者・博士(学術)/ゲイ・アクティビスト。 1990年よりHIV/ AIDSに関する支援活動や研究に従事し、 2000年代には東京のLGBTのパレードを代表として牽引する 一方で、 ゲイバーや新宿二丁目のゲイコミュニティに関する研究で博士号を取得。2011年には故郷沖縄に帰り、 沖縄初のプライドイベント「ピンクドット沖縄」を実現した。 著書に『カミングアウト』、『新宿二丁目の文化人類学』、 共編著に『カミングアウトレターズ』。