女優・片瀬那奈が12月15日にインスタグラムを開設し、「12月17日からYouTubeで『NANA CHANNEL』を開設しまして第1回目は20時から生配信します」(原文ママ、以下同)と予告。7月に一部メディアで“薬物使用疑惑”を報じられ、9月末をもって大手芸能事務所・研音を退所した片瀬だが、業界内では「生配信の冒頭で何を語るかに注目が集まっている」(テレビ局関係者)という。
月22日にニュースサイト「文春オンライン」が、片瀬と同棲していたIT企業「クリッチ」前代表取締役社長・岡田英明容疑者が麻薬取締法違反容疑(コカイン所持)で逮捕されていたことなどをスクープ。片瀬は尿検査を受けた結果、陰性だったそうだが、同29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)には、“片瀬も薬物を使用していた”という友人の証言が掲載された。
「当時、片瀬はSexy Zone・中島健人と小芝風花がダブル主演した連続ドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)に出演していたため、一時は降板の危機がささやかれていたものの、本人や研音からこの報道に対する否定の言葉や説明は一切なく、ドラマの放送が終了した9月末をもって事務所を退所。薬物使用疑惑が完全に払しょくされないまま、慌ただしく事務所から離れたため、その後の芸能活動が心配されていました」(芸能ライター)
以降、フリーで活動している片瀬は、今月15日にインスタを開設。「マイペースになるとは思いますが、日常や素敵なコトモノをあげていきたいと思っています」とつづり、YouTubeで動画投稿を行っていくと報告。「なぜYouTubeを始めることにしたのかは、そこでゆっくりお話したいと思っています」「日々の生活がちょっとでも楽しく、心が豊かになれるような配信をしていきたいと思っています」と、17日に行う生配信を告知した。
「インスタ投稿後、片瀬はYouTubeチャンネルにも生配信の予告動画を公開。動画では、車を運転する様子や東京ディズニーランドと思われる場所で食事をする姿など、私生活のさまざまなシーンが切り取られており、『ディズニー』や『冷凍食品』『断捨離』『韓国ドラマ』『買い物』『キャンプ』などのテロップも流れていることから、今後これらに関連する動画をアップしていくものとみられます」(同)
ただ、動画公開翌日の12月16日午後6時半時点では、チャンネル登録者数は約3,000人と、芸能人のチャンネルとしては寂しい状態だ。
「薬物使用疑惑が出た頃から研音退所までの間は、“ジャニーズ出演ドラマ”に出ていたこともあり、降板やDVDとBlu-rayの発売中止など、作品へ悪影響を及ぼさないかとジャニーズファンからも注目を集めていました。しかし、チャンネル登録者数の少なさを見ると、現在の片瀬には世の中の関心が薄れているようです」(前出・テレビ局関係者)
なお、YouTubeの予告動画では、複数のシチュエーションで撮影が行われたことがわかり、事前に素材を撮り溜めていたと推測できる。11月18日発売の「女性セブン」(小学館)で記者の直撃を受けた際に片瀬は、「このままでは終わらない」などとコメントしていたため、おそらくこの時にはYouTube参入が決まっていたのだろう。記者に対して「疑惑があるのなら、“私がここにいること”、それが真実です」とも主張していたが……。
「片瀬としては、“自身が逮捕されていないこと”こそが身の潔白を証明していると言いたかったのでしょうが、世間からすると“疑惑を残したまま芸能界から追放され、YouTubeに行きついた人”に見えてしまうでしょう。近年、元雨上がり決死隊・宮迫博之や木下優樹菜など、問題を起こした芸能人がYouTuberに転身するケースも多いですから。彼らのようにスキャンダルを起こした芸能人たちの間では、まずは“謝罪動画”を投稿することがお決まりの流れになっているため、17日に行う生配信での片瀬の第一声に注目ですね。彼女の場合はあくまで“疑惑”であるため、謝罪をする必要はないのかもしれませんが、騒動について何も触れないのは、かえって視聴者から批判を集めてしまう可能性があります」(同)
現時点では、YouTuberデビューがさほど話題になっていない片瀬。17日の生配信で、どれだけ登録者を増やすことができるだろうか。