12月19日放送のドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)で、歌手でタレントの和田アキ子が特集された。和田が36年前からMCを務める同局バラエティ『アッコにおまかせ!』の楽屋の光景も番組内で映されたが、一部視聴者から驚きの声が上がることになった。
『情熱大陸』では、12月8、9日にブルーノート東京で行われた単独ライブに挑む和田に密着。和田は自身の引き際について、「(人から)つつかれるんじゃなくて、自分できれいに終わりたいですね」と語り、そのタイミングは「声がでなくなった時」だと断言。さらに、歌手を辞めて、バラエティ出演を継続することは考えていないと明かした。
「普段から睡眠導入剤を服用しているという和田は、『初めて言いますけど』と前置きした上で、過去に一度、『一挙に飲んだら、明日、何も気にしなくていいんだな』と思い、大量に飲みかけたことがあると告白。和田が見せた意外な素顔に、ネット上では『アッコさんって強いイメージがあるけど、本当は打たれ弱くて涙もろい人なんだよね』『なんとなく怖いイメージがあったけど、「情熱大陸」見てイメージ変わった』という声が相次いでいます」(芸能ライター)
一方で、和田が『おまかせ!』の楽屋で、共演者の峰竜太らと朝食をとるシーンに対しては、一部から「まだこんなことやってるんだ」とあきれる声も。
「『おまかせ!』では、『朝食会』と称して和田や関係者が打ち合わせをしながら豪華な朝食をつまむのが恒例となっていますが、おそらくこうした習慣がある番組はほかにないでしょう。ちなみに、2014年に一部メディアが『おまかせ!』の『悪しき慣習』として『スタッフは、和田のために朝4時から朝食を作らなければならない』『和田が帰る時、10人以上で見送る』といったルールを紹介し、スタッフから不満が噴出していると報じていました」(同)
この「朝食会」の様子は、15年11月に和田のTwitterでも公開されていた。おせちのような格子状に区切られた容器に盛りつけられた料理には、「銀鱈西京焼」「大山どり蒸し」「和牛サイコロステーキ」「帆立バター焼き」など16品が書かれた“おしながき”が添えられている。
「近年はスタッフが4時起きで食事を用意するようなことはなく、懐石料理店などにお弁当を発注しているようです。かつてはパワハラめいた言動がキャラとして面白がられていた和田ですが、今の時代はちょっとしたことで炎上しかねない。和田自身もそれを理解しているのか、最近は攻撃的な発言が激減した印象。ネット上では『アッコさん、優しくなった』『今の和田さんのほうが好きです』といった声も目立ちます」(同)
時代の流れと共に、これまでの「ゴッド姉ちゃん」のイメージが薄れつつある和田だが、今回の映像によって『おまかせ!』の旧態依然ぶりが露呈されたようだ。