12月20日に放送された『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)の中で“ショッキングな映像”が流れ、ネット上で物議を醸している。
今回は「メリークリスマス! 謎をいっぱいプレゼント!! ウソかマコトか? 2HSP」と題して、UFOやピラミッドの謎、世界の超常現象などを特集。さらに番組冒頭では、世界で話題になった映像を紹介する「ちょっと笑える!? ウソのような映像大連発!」というミニコーナーがあった。
「このコーナーで、ハロウィンの仮装をした女性が登場。顔の皮が剥がれたかのように見える特殊メイクを施した、かなりグロテスクな姿でした。番組サイドも衝撃的な映像だと理解していたようで、女性が映る前に『気を付けてください。まもなくショッキングな映像が』とナレーションを入れたほか、映像の最後には『ちょっと怖すぎない!?』と、同じくナレーションでツッコんでいました」(芸能ライター)
しかし、ネット上には「グロいの苦手だから、吐きそうになった……」「これを夕食時に放送するのはあり得ない」など、不快感を示す声が続出。さらに、「注意を出すタイミングが遅すぎて意味なかった」「そもそも、注意のアナウンスが必要な映像をゴールデンタイムに流すなよ」といった指摘も見られた。
また、今回は午後7時からの放送だったこともあって、家族で番組を見ていた視聴者も多かった様子。ネット上には「子どもがテレビを見る時間なのに、どうかと思う」「子どもが怖がったので、すぐにチャンネルを変えた」といった書き込みもあり、不評を買ってしまったようだ。
『世界まる見え!』では、以前もこうしたグロテスクな映像が物議を醸したことがある。
「今年4月5日の放送では『謎解きミステリークイズSP』として、世界各地で起きたさまざまな怪現象をクイズ形式で出題。この中で、カナダで釣りをしていた男性が“切断された足首”を釣り上げる事件を特集したのですが、この際、モザイク付きながらも、その足首の映像が流されたんです。ネット上には『その映像、いる?』『見ていて気持ち悪くなった』『モザイク付きとはいえ、ゴールデンタイムに流す映像じゃない』などと批判が相次ぎました」(同)
一体どんな意図があり、こうした衝撃的な映像を流すのかは不明だが、番組サイドはさまざまな年齢層が見る時間帯であることを配慮したほうがよさそうだ。