6月26日放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)で、“局長”を務める嵐・櫻井翔が、サックスに挑戦した。
櫻井は、「バック転以来の無茶振り。今日現在、追い込まれてる」と吐露しつつ、あるVTRを紹介。その中で、7月3日に生放送される音楽特番『THE MUSIC DAY 音楽は止まらない』(同)から“サックス演奏”の挑戦の課題が出されたと明かされた。9年連続で同番組の総合司会を務めることが決定している櫻井だが、これまでも『THE MUSIC DAY』でさまざまな楽器の演奏に挑戦してきた。しかし初めて触れるサックスには戸惑っているようで、スタッフから実物を手渡され、「そんなすぐ吹けるものかな?」と不安を吐露するも、スタッフからは「わからないです」とバッサリ切り捨てられていた。
とはいえ、「生パフォーマンス、ここは絶対に外さないということで今までもやってきましたから。なんとかそれは、放送して恥ずかしくないものにしたいです」と意気込み、わずか2週間で課題曲であるチェッカーズの楽曲「ギザギザハートの子守唄」をマスターすることになった。
そこで、プロサックスプレイヤーの菅野浩氏を講師に迎え、基礎を習うことに。まずは、本体から取り外したネック部分を吹いて音を出すことになり、菅野氏が「これができたら素質があるかどうかわかる」と話す中、櫻井は初めてにもかかわらず、大きな音を出すことに成功。自分でもかなり驚いた様子で、「これ本当にすごいことですか?」と菅野氏や、バンドメンバーに確認しながら、「サックス王国に生まれ落ちたバカ王子みたい。わかってないのよ、これがどれくらいのレベルなのか……」と自虐する場面も。
そうしていざ、ネックと本体を繋げ、先生のお手本通りに音階を吹いてみると、こちらも難なくクリア。菅野氏から「感動するくらいバッチリ」「(初めてサックスを)持って数分でそうなる人ってなかなかいないです」と大絶賛された櫻井は、「出会ってしまったかもしれない!」と、自らの才能に自信をのぞかせた。
しかし、急きょバンドメンバーとセッションをすることとなり、いざ演奏を始めると、櫻井のサックスから「ピュイ」「ピョロ」と頼りない音が……。それまでの順調ぶりはどこかへ消え失せ、櫻井を絶賛していた一同は愕然としてしまっていた。菅野氏によると、口元が力んでしまったため、うまく音が出なかったという。
その後、挑戦2日目には、芸能人サックス奏者として、武田真治、さかなクン、スピードワゴン・井戸田潤のほか、本家・チェッカーズの藤井尚之が集結し、櫻井に指導することに。雰囲気を出す音の出し方のコツやパフォーマンスをする上でのポイントを学び、最後は全員で「ギザギザハートの子守唄」をセッションしていた。
また、VTR明けのスタジオでは、櫻井が練習の成果を披露。サックスにはまだ3回しか触っていないというが、「ギザギザハートの子守唄」の一節を演奏し、ゲストの関ジャニ∞・横山裕や バイきんぐ・小峠英二、平成ノブシコブシ・吉村崇、ANZEN漫才・みやぞんから「すごい!」と拍手が送られた。しかし、櫻井は「俺、裸の王様になってない?」と、どこか不安げ。「本番になるとね……」とからかう横山に、「『MUSIC DAY』いるよね? ちょっと横で見てて」とお願いしていた。
本番での仕上がりが楽しみな櫻井のサックス演奏に、ネット上では、「みんなすごい褒めてくれてるのに不安になる翔くんカワユス」ビギナーであんなに吹けてすごいのに、サックス王国のバカ王子とか裸の王様とかめちゃめちゃ謙虚」「本当に何でもできてすごい!」「櫻井くんの演奏楽しみ!」という声が集まっていた。