KinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。6月26日の放送では、堂本剛が自身の性格を「暗い」と明かす場面があった。
「ゲストのやりたいことをする」というのがコンセプトの同番組。この日はお笑いコンビ・おかずクラブがゲスト出演し、漫画が大好きだというおかずクラブは「漫画業界の裏話をたくさん教えてほしい!」とリクエスト。そこで、現役漫画家の両角潤香先生に業界の裏話を教えてもらうことに。
冒頭で、堂本光一は「剛くんは漫画好きだったイメージですよ」と話し出すと、剛は最近はあまり読んでいないと言い、最後に読んだのは「“ぬけさくとんちんかん”くらいまでかな」と、1980年代のギャグ漫画『ついでにとんちんかん』(えんどコイチ、集英社)だと告白。
一方、光一はギャグ漫画『ジャングルの王者ターちゃん』(徳弘正也、集英社)を読んでいたと明かし、漫画の中に出てくる下ネタの一コマを「(金)玉袋広げてこんなになってた」とジェスチャーで再現。その様子が、光一主演舞台『Endless SHOCK』のフライングシーンと似ていたことから、剛は「今年の後半の舞台、やめとけよ! 絶対やめとけよ!」と忠告していた。
そんな中、両角先生によって明かされたのは、「今、漫画界の王道パターンが激変中」という裏話。今までは『ドラゴンボール』(鳥山明、集英社)の主人公・孫悟空や、『スラムダンク』(井上雄彦、集英社)の桜木花道などのように、主人公の設定は“熱血”や“努力家”が多かったのに対して、現在、多いとされる主人公の性格は違うのだとか。
その性格をクイズ方式で当てる展開になると、剛は即座に「でも、俺なんとなくわかったよ。主人公がちょっと気弱とか貧弱とかいわれる……弱々しいキャラクターの子が主人公になる」と答え、見事正解。『進撃の巨人』(諫山創、講談社)の主人公エレン・イェーガーや、『僕のヒーローアカデミア』(堀越耕平、集英社)の緑谷出久のように、いわゆる「ネガティブ男子」が王道主人公になっていると紹介されると、剛は「今は誰もが主人公なんだという目線の漫画のほうが、みんな読みやすいのかな」と納得したが、光一は「なんか、世の中、わかんねぇな」と理解できない様子。2人の見解は分かれたが、漫画好きの剛は「そういうほうが見やすい気がするな。(自分は)本当暗いから」と言い、共感する部分があるようだ。
すると、おかずクラブ・オカリナが「『進撃の巨人』なんてぴったりだと思いますよ」と剛に推薦した後、「ただ、エレンがちょっとうるさいタイプの主人公ではあるんですよ」と注意点を伝えると、おかずクラブ・ゆいPは「別にそれはいいじゃん! 人それぞれなんだから!」と強い口調で擁護。オカリナが「そんな怒んないでよ!」と声を荒らげ、収録中にあわやケンカ……と思われたが、剛は「『進撃の巨人』でケンカするっていうね……」と笑っていたのだった。
この放送にネット上では、「2人が挙げた漫画の名前で、KinKi Kidsの世代を痛感した」「光一くんの下ネタはダメだろうと思ってるけど、今日のは新鮮で面白かった!」「剛くんのこと、明るい性格だと思ったことないよ(笑)」などのコメントが寄せられた。
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