関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)。1月24日放送回は、前週に引き続き「せっかち-1グランプリ2ndシーズン」が行われた。
この企画は、メンバーに“逆ドッキリ”を仕掛ける内容。昨年10月25日の放送に続き、今回も「ほかのメンバーへドッキリを仕掛ける」という名目のもと、関ジャニ∞メンバーはフジテレビの1階に設置されたロッカーに隠れるよう、番組スタッフに促された。しかし、本当はそのロッカーが崩壊したあとに、スタート地点のクロークまでメンバーが戻ってくる時間を計るという、“逆ドッキリ”企画。スタート地点により早く戻ってきた人が優勝となる。
前週では、最も早く戻ってきたのが丸山隆平の8分18秒、続いて2位が村上信五の9分41秒、3位が安田章大の20分29秒という結果となり、今週は前回の「せっかち-1グランプリ」優勝者の大倉忠義と、横山裕が挑戦した。
まずは大倉が登場したが、クロークからロッカーまでの道のりを教える番組スタッフに「ええねん、そんな説明」とバッサリ。さらに、虎のメイクを施し衣装を着用した大倉に「目立つからベンチコートを着てほしい」とスタッフが差し出すも、「(着なくても)一緒やて、こんな。このままでええわ! なんの時間やねん!」と拒否するなど、なぜか不機嫌な様子を見せた。
一連のやりとりを別室で見ていた村上は、「この人、ナダルちゃうん?」と、バラエティ番組で文句と悪態の多いお笑いコンビのコロコロチキチキペッパーズ・ナダルの名前を口に。番組テロップでは“ナダル大倉”と名付けられた。
そして、 「メンバーをちゃんと驚かすドッキリをする」などと、番組スタッフから嘘の説明を受けると、大倉は「本当に? なんか検証してるでしょ?」と疑いの眼差し。ようやくフジテレビ1階に到着し、前回の「せっかち-1グランプリ」と同じロッカーが目の前に登場すると、「もうええってこれ。なんで使い回しとるねん!? もー、これで(メンバーに)バレるやん!」と不満げで、ほかにも「建てつけが悪い」「(ロッカーの)後ろ開けたらええやん?」「(メンバーが)来なかったらすぐ出るよ?」などと小言を連発していた。
その後、ロッカーが崩壊すると大倉は「うわぁ!」と絶叫し、その場で硬直。しばらくして“逆ドッキリ”だとわかったのか、「最悪や」「もう何これ? ちょっと! 何これ?」と叫び、スタート地点へ。なお、前週の村上と安田、丸山は崩壊したロッカーを直していたものの、大倉は壊れたまま放置していた。
クロークに向かう間も小言の多い大倉だったが、番組が仕込んだ修学旅行生や、駆け出しのアイドルグループが話しかけると、丁寧な対応をみせる場面も。また、同局の人気バラエティ番組『逃走中』のハンターが追いかけてくるというドッキリには、「うわーーーー!」と絶叫しながら全力で逃げ、「ああ〜……怖い……」と床に倒れこんで一言。そんな大倉の記録は、8分9秒で暫定1位となったが、ゴール後は「タイムとかちゃうやん? 追いかけられてるし!」とスタッフに不満を爆発させていた。
続いて、横山も同様の逆ドッキリが仕掛けられたが、大倉と同じく「何かあるでしょ? 僕だってわかってますから」と完全に疑っている様子。ロッカーが崩壊しても腕を組んで微動だにしない横山は、周囲に一般の人が集まってきても何をすることもなく、仁王立ちのまま。結局、タイムの計測は不可能となり、最下位という結果に終わった。
ということで、「せっかち-1グランプリ2ndシーズン」の“せっかちナンバーワン”は前回に引き続き、大倉が2連覇。この放送にネット上では、「せっかちで口が悪くて文句ばっかり言うけど、ビビりでお茶目なところもある大倉忠義が大好き」「たっちょんは文句と神対応のギャップすごいし、ハンターを本気で怖がっててかわいすぎ」「『せっかち-1グランプリ』はメンバーの素が見えて楽しい!」などのコメントが寄せられていた。