KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)。1月24日深夜の放送には、堂本光一と堂本剛が揃って登場し、昨年末に東京ドームで行われた『Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』や、『ジャニーズカウントダウン2021→2022』(フジテレビ系)について振り返った。
剛はそれぞれのステージについて、「後輩と絡むというか、話しする機会多かったなという感じでしたね。後輩くんがいろいろ話しかけてくれたんで、今まであんまりしゃべってないような後輩くんともしゃべったし」と語り、交流の場になっていたとのこと。一方、光一は「勉強になったかな」と明かした。
この言葉に剛は「こういう感じの楽曲やってはるんやっていうのを、目の当たりにする場でもありましたね」と言い、光一も「何々ってグループは何人組なんだ、こういう感じのテイストの楽曲やってるんだとか。申し訳ないけど、そんな初期の初期の段階の知らないことがたくさんあった」と、後輩のことを一から知る機会になったようだ。
また、『ジャニーズカウントダウン』の選曲について、2人は「完全にフジテレビのスタッフが選んでいる」と告白。企画の一つとして「グループチェンジメドレー」があり、KinKi KidsはV6の「over」(1999年)を披露していたが、剛は「これ単なる臆測ですけど、J-FRIENDSやってきたりとか、V6とゆかりの、つながりの深いグループということで、KinKi KidsがV6の曲を歌うって流れに、おそらくなったんじゃないかな」と推測。
一方、光一は「ありがたいという思いもある」と前置きし、「なんとなく我々も気づいてますよ、正直。たとえばSMAPの皆さんの曲とかさ、“KinKi Kidsだったら許されるだろうな”って。V6もそういうところあったよね」と、関係性を踏まえてKinKi Kidsが適任だとされたのではないかと話し、「そう思っていただけるのはありがたいし、それにお応えしようという思いもあるし。だけど、緊張するよね」と本音も。
剛も「テレビ局の方々の思ってる感情と、僕らから仲間のV6を思ってる気持ちと、ファンの人が思ってる気持ちがそれぞれすぎるから」と話し、「感情がまとまらなかったけれども、V6に対して『ありがとう』とか『愛してる』とか、いろんな気持ちを持って歌うことが一番だなと思ったので、そういう気持ちで歌いました」と振り返っていた。
この日の放送にリスナーからは、「V6への思い込めたKinKi Kidsの『over』、最高だった」「誠実に歌いあげようっていう真っ直ぐな思いがとても伝わってきた」「KinKiさんなら許されるっていうの、実際あるかも」といった声が集まっていた。