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  • 金. 9月 20th, 2024

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千原ジュニア、日テレ『THE W』を「時代錯誤」と指摘! 視聴率8.9%の右肩下がりで“終了”の可能性も?

 千原兄弟の千原ジュニアが2月3日、自身のYouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」を更新。視聴者から寄せられた質問に答える中で、吉本興業と日本テレビが主催・運営する女性限定のお笑いコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W』に異論を唱える場面があった。

 千原は、「女性に生まれ変わって芸人になったら、どんな芸風ですか?」という問いに対し、「(女性だったら)芸人にならへんと思うけどね」と断言。1989年に吉本興業の養成所「NSC大阪校」に入所した千原はその理由について、自身が「芸人を志した時」に比べ、現在は女性芸人の人数が激増しているからだと明かし、「(今は男女比が)7:3、へたしたら6:4くらい」「(昔は)9.5:0.5くらいだったんちゃうかなあ」と持論を述べた。

 続けて、「ここで言うのもあれやけど」と前置きした千原は、「正直、『THE W』って、この時代にちょっと時代錯誤というか、そこの分け方って大丈夫なの? みたいな」と性別で出場者を限定している同大会への違和感を吐露。さらに、「『THE W』より、こんだけトリオいんねんから、『ザ・トリプル』。3人組で一番面白いので、(大会を)やりたいなあと思って」と新たなコンテストの構想を明かした。

 「WOMAN(女性)」と、「WARAI(笑い)」の頭文字を取った『THE W』は、“最も面白い女性お笑い芸人を決めるコンテスト”として2017年にスタート。出場条件はプロ・アマ不問で、芸歴や年齢、人数などの制限はないものの、男女コンビのように男性が1人でも所属しているグループは出場不可となっている。

 また、決勝戦は毎年12月に日本テレビ系のゴールデン帯で放送され、優勝者には賞金1,000万円に加えて、同局番組への出演権と、冠番組(第2回大会より)が与えられる。なお、昨年12月13日放送の第5回大会までの歴代チャンピオンは、順にゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダという顔ぶれだ。

「千原と同様、同大会に違和感を訴える声は17年の開催当時から上がっていましたが、今回、ベテラン芸人である千原がはっきりと苦言を呈したことで、同調するネットユーザーが続出。『スポーツみたいに体格差が結果に影響するわけでもないのに、本当に時代にそぐわない』『「NHK紅白歌合戦」みたいに昔からある番組ならまだしも、5年前に始まったんだし、誰か止めろよって思う』『男性限定ってだけで批判される世の中なのに、女性限定が許されるのはおかしな話』などと、大会主催の吉本と日テレに対する苦言が相次いでいます」(同)

 そもそも『THE W』が企画された背景には、ウッチャンナンチャン・内村光良が司会を務める日本テレビ系のバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』で、イモトアヤコ(昨年12月より産休中)、いとうあさこ、森三中、おかずクラブなどの女性芸人企画が人気を呼び、17年当時、高視聴率を連発していたことが関係しているようだ。

「『イッテQ!』企画のヒットを受けてか、テレビや広告業界からの女性芸人の需要は高まっているとか。しかし、吉本が主催する『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)や『キングオブコント』(TBS系)では、女性を含むグループが優勝した例はいまだゼロ。そんな状況の中、女性芸人をフィチャーしようと『THE W』が始まったんでしょう。なお、優勝者には副賞で『日テレ人気番組出場権』と同局での『冠番組』 の権利も与えられますが、これも、日テレがイモトのような“お抱え女性芸人”を生み出すためだとみるお笑いファンも多く存在します」(同)

 なお、『THE W』第1回大会は世帯平均視聴率13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同年の『キングオブコント』の9.7%を上回る高視聴率を記録。しかし、19年の第3回以降は右肩下がりとなっていて、昨年の第5回大会は8.9%と、初めて1ケタ台まで落ち込んでしまった。

「視聴率低迷に加え、これ以上“女性しばり”への批判が増えればスポンサー企業も難色も示すでしょうし、最悪、大会自体が打ち切りになる可能性も考えられる。長年、男女でチーム分けしてきた『紅白』が、昨年、多様性や男女平等を意識した『Colorful~カラフル~』というテーマを掲げ、進行役の呼称を前回までのように紅組司会、白組司会、総合司会と分けず、“司会”に統一したように、『THE W』にも何かしらの変化が求められそうです」(同)

 今年の『THE W』開催についてはまだ発表されていないが、世間が抱いている違和感を無視したまま、これまでの形で継続していけるだろうか。

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