2月12日に放送されたお笑い番組『あらびき団ゴールデンSP』(TBS系)に女優・菅野美穂がゲスト出演した。近年、バラエティ番組で“弾けた姿”をたびたび披露している菅野は、かねてより同番組のファンだったといい、終始収録を楽しんでいる様子だったが、「バラエティ番組におけるプライベートトークに関しては、ある“取り決め”がある」(スポーツ紙記者)ようだ。
菅野といえば、2013年に俳優・堺雅人と結婚し、18年までに2児が誕生。育児のため一時は仕事をセーブしていたが、昨年1月期の連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)で主演し本格復帰。そんな菅野は今回、『あらびき団』に出演した際、「何年か前の年末年始スペシャル(の放送)を、子どもと一緒に見ていました」と明かすなど、“番組愛”をアピールしていた。
「バラエティ出演時は家族のエピソードを披露することも多い菅野ですが、今回、夫である堺について触れる場面はありませんでした。実は、菅野サイドには堺の話題に関して、取り決めが存在するようです」(同)
昨年1月発売の「女性セブン」(小学館)は、菅野がドラマの番宣でさまざまなバラエティ番組に出演していた中、“堺の話は全面的にNG”にしていたようだと報じたが……。
「実際は、堺の名前を出さずに家族の話題を出すのは“ギリギリOK”のようです。例えば、ジャニーズ事務所所属タレントと結婚した女性には、“SNSやメディアで自ら私生活を発信してはいけない”という暗黙のルールがありますが、菅野の場合はそこまで厳しいものではなさそう。とはいえ、テロップでも堺の名前は出せず、過去の出演番組でも“夫はあの有名俳優”というように濁すことがありました」(テレビ局関係者)
しかし、決して菅野が“夫について触れたくない”と思っているわけではなさそうだ。
「そもそも菅野自身、“夫の話はNG”だと認識していないらしく、番組収録中、自ら夫婦の話を披露することもあるんです。菅野の所属事務所の方針なのか、結局は後からカットされてしまうことがほとんどなのですが……」(同)
業界内には浸透しつつあるという、菅野サイドの“テレビルール”。それを理解した上で視聴すると、編集作業の苦労が垣間見える瞬間もあるかもしれない。