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King&Prince・永瀬廉『真夜中乙女戦争』初登場5位、藤原竜也『ノイズ』は“ギリギリ”トップ10入り! 映画動員ランク

 漫画家・芥見下々氏による人気コミック『呪術廻戦』(集英社)のテレビアニメを映画化した『劇場版 呪術廻戦0』が、2月6日までの公開45日間で興行収入100億円を突破した。全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、1月22日~1月28日)では、前週の2位から1位に返り咲いており、まだまだ記録を伸ばしそうだ。

 また、2月5日からは入場者特典第3弾、同19日からは第4弾の配布も予定。まだまだ『劇場版 呪術廻戦0』の快進撃は続きそうだ。

 2位は長澤まさみ、東出昌大、小日向文世出演の『コンフィデンスマンJP 英雄編』が公開3週目でランクイン。同作は、長澤主演で大ヒットしたテレビドラマシリーズの劇場版第3弾で、ヨーロッパのマルタ島が舞台。3人が“英雄”の称号をかけて、壮絶な騙し合いバトルを繰り広げる。

 長澤のイメージや作品への反応は上々で、ネット上には「めちゃくちゃ面白い! 」「ドラマファンなら見て損なし」などと絶賛する声が多い。一方、2020年に不倫騒動で世間から大バッシングを浴びた東出については、「『コンフィデンスマンJP』は好きなのに、東出が無理で見れない」「東出がスクリーンに映ると、微妙な気持ちになる」といった批判的な感想も。作品の評判が良くても、東出のイメージ回復は難しいのかもしれない。

 3位には公開4週目の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』がランクイン。世界での興収はすでに2000億円を突破し、歴代世界興収ランキング6位につけるほどの大ヒットを記録している。

 続く4位には嵐・松本潤、香川照之、杉咲花出演の『99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE』が入った。こちらも1月末までに累計動員195万人、累計興収25億円を突破。両作とも、どこまで記録を伸ばすのか注目だ。

 5位にはKing&Prince・永瀬廉主演、池田エライザ、柄本佑出演の『真夜中乙女戦争』が初登場でランクイン。同作は、作家・F氏の同名小説の映画化で、永瀬は退屈な日常にやり場のない怒りを募らせる主人公、“私”を演じる。ふとした出会いをきっかけに、破壊衝動を加速させていく“私”の暴走や、恋愛模様を描く。

 ネット上には、永瀬のファンと思われるネットユーザーから「廉くんがカッコよかった!」「永瀬廉さんの切なげな表情が本当に素晴らしい」などと評価を得ているが、一方で「今のところ、2022年ワースト邦画。とにかくつまらない」「永瀬廉さんを応援してますが、ファンだからといってこの映画はおすすめできません。出る作品を選んでほしいです」「一言で言うと意味不明。この映画に共感したり、いいと思える人はかなり少数でしょうね」といった酷評も多い。

 なお同作は、1月29日~2月4日の全国映画館動員ランキングでトップ10入りを逃している。リピーターや口コミの力で、次週以降に返り咲きなるだろうか?

 6位はリドリー・スコット監督がサラ・ゲイ・フォーデンのベストセラー・ノンフィクションを映画化した『ハウス・オブ・グッチ』がランクイン。歌手で女優のレディー・ガガが主演を務め、高級ブランド「グッチ」の世界的成功の陰で繰り広げられた、創業者一族の“崩壊劇”が描かれる。

 7位はフランス映画『エール!』(14年)の舞台をアメリカに移してリメークされた『コーダ あいのうた』が公開2週目でランクイン。8位には、世界的人気ゲームを映画化したシリーズ作の最新版『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が初登場で入った。続く9位は、クリント・イーストウッド監督・主演のロードムービー『クライ・マッチョ』だった。

 10位には、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介出演の『ノイズ』が初登場でランクイン。漫画家・筒井哲也氏の同名コミックス(集英社)を実写映画化したサスペンドラマで、“黒イチジク”の栽培で活気を取り戻しつつある過疎の島が舞台となっている。

 1人の怪しげな“よそ者”の登場で島の未来が大きく狂っていく様や、閉鎖的な人間関係の中で非常事態に向き合う島民たちの選択の行方を、スリリングに描く。351館の大規模公開作品ではあったが、興収としてはギリギリでトップ10に滑り込むという寂しい結果で、今後の巻き返しが期待される。

 ネット上では「想像していたより面白かった」「俳優陣のセリフ、表情、立ち回りと、どこを取っても秀逸!」「ずっとドキドキしながら見てた。最後の展開まで面白かったです」といった絶賛も多いが、一方で「展開が読めてしまって、途中から眠くなった」「役者はいいけどストーリーは平凡」「映画よりドラマにしたほうが面白かったのでは? なんかもったいない作品」などの苦言も見られ、賛否両論のようだ。

【全国映画動員ランキングトップ10(1月22日~1月28日 、興行通信社調べ)】

1位 劇場版 呪術廻戦0  
2位  コンフィデンスマンJP 英雄編
3位 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 
4位 99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE  
5位 真夜中乙女戦争 
6位 ハウス・オブ・グッチ  
7位 コーダ あいのうた
8位 バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 
9位 クライ・マッチョ  
10位  ノイズ

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