――「月の食費5,000円」を掲げる節約大好き俳優・布川隼汰が、スーパーの購入品＆節約料理を公開！ 今日はどんな激安食材と出会えるでしょうか。
今日は朝から晩まで撮影で、さすがに疲れた……という、とある日の帰り道、濃い～味のラーメン屋や焼き肉屋の誘惑が僕の目の前を通り過ぎていく……。
「1,000円、たった1,000円で目の前の幸せがすぐに手に入る……、（目玉をカッと開き）いや！ この1,000円の、もっと有効的な使い方を見失ってはならんッ!!」
寒さにかじかんだ手で1,000円札を握りしめ、大好きな「業務スーパー」に駆け込む僕……。ちなみに、普段の買い物のスタイルは、「○○をつくるために材料を買う」のではなく、「その日、安い商品を買って、何をつくるかは後で考える」方式です。
さて、早速物色。見落としがちだけど、地域によっては野菜が安いのよ、業務スーパーは。白菜丸ごとで118円、にんじん100g10円……相場の半額ほどの値段だぞ！
小ねぎも2袋で138円だったので、即購入。ちなみに偶然だったけど、農林水産省が発表している「野菜の生育状況及び価格見通し（令和4年2月）」によると、「にんじん（2月前半）、はくさい、ねぎが、お買い得の見込み」だとか。今日の購入品は、これと完全合致っ！ 僕の“お値打ちレーダー”が農林水産省に認定された瞬間だ。
「よし、あと700円買うぞ。肉だ、肉」
冷凍肉製品コーナーへ向かうと、僕のヘビロテ品が最後の1個!!
こちらの「豚タンルートスライス 1kg」は、一時期、関西限定商品になってしまい、悔し涙を飲んでおりました。しかし、最近関東で復活を果たし、文字通り飛んで喜んだ私でございます。うまい！ 安い！ 便利！ が揃った業スーの醍醐味を感じられる商品なんですよね。
【この日の業スー戦利品】
白菜：118円
にんじん：53円
小ねぎ：138円
豚タンルートスライス：748円
合計1,057円（税込1,141円）
そんなわけで、今回は白菜と豚タンルートをメインに使って、約1,000円で購入した食材を思いっきり堪能します!!
1品目：白菜と豚肉のクリームパスタ
ランチに「白菜と豚肉のクリームパスタ」。調理工程を超絶簡潔にご紹介すると、「炒める→豆乳で煮込む→パスタ絡める→塩コショウで味付け→完成」。面倒なことが嫌いなので、「サッとおいしい」がテーマです。
2品目：あさり入り！ 簡単キムチ
（材料）
白菜 4枚
浅漬けの素 小さじ4
一味唐辛子 小さじ4
コチュジャン 小さじ2
にんにくチューブ 1cm
小ねぎ 2本
ナンプラー 少々
むきあさり 20g
業スーの「浅漬けの素」が残っていたので、ランチの片付けと同時に、簡単キムチを作成。あさりを電子レンジで90秒ほどチンしてから、材料を袋に入れても揉みこみ、冷蔵庫で寝かすだけ。あぁ、こりゃうめえや。
3品目：三宝菜
（材料・2人分）
白菜 4枚
豚タンルート 150g
にんじん（小） 1本
水 200ml
鶏だしの素 小さじ2
しょう油 小さじ2
だしの素 小さじ1
片栗粉 小さじ2
夜はガッツリおかずを。白菜＆肉の組み合わせでパッと思いついたのは八宝菜。でも八種類も冷蔵庫にないので、今日は“三宝菜”で！ こちらも野菜と肉を炒めて、中華風スープで煮込むだけ。スープにあらかじめ片栗粉を溶かしておけば、もうほとんど混ぜているだけです。ビバ、手抜き料理!!
4品目：白菜鍋
そして、白菜と肉といえば、やっぱり鍋！ シンプルにほんだしと日本酒と水で。ポン酢をつけて食べたら、王道にして最強。無限に食べられるヤツです。にんじんはちょっとおしゃれな切り方で手抜き感を和らげます。
うちは妻と2人暮らしなのですが、4品を2人前ずつ作っても白菜はまだ余ります。しかし、冷蔵庫に入る分くらいには減ったので、その後も細切りして味噌汁に入れたり、普通に浅漬けにしたりと便利に使い切りました。118円の白菜が1週間くらい持ってくれると、本当にお得な気分になるわ～。
というわけで、安い野菜をまず買って、それに合わせて肉や魚といったメイン食材を選ぶ。そして味付けと調理方法で7変化させるという、私の得意な節約習慣を紹介してみました。次はどんな安い食材と巡りあえるかな。そんなワクワクと共に、今日も元気にスーパーに足を運びます！
【今日のひとこと】
『心に問え！ ラーメン一玉？ 白菜一玉？』