女優・篠原涼子が主演を務めるドラマ『金魚妻』が、2月14日からNetflixで配信を開始した。18日には、篠原が“sino R fine”名義で同ドラマの主題歌「Crazy for you」を歌唱していることが判明。約19年ぶりの歌手活動再開となったが、業界内では「離婚と不倫疑惑が報じられながらも、こうして活躍し続けているのはすごい」(テレビ局関係者)と感心されているようだ。
篠原は2005年に市村と結婚し、12年までに2児をもうけたが、昨年7月に市村が親権を持つ形で離婚。篠原をめぐっては、16年発売の「女性セブン」(小学館)が江口洋介との“深夜デート”を報じていたほか、離婚直後の昨年8月には「週刊文春」(文藝春秋)が、韓国のアイドルグループ・SUPERNOVAのグァンスや飲食店経営者と“離婚前から親密関係にあった”と伝えていた。
「当時『文春』記者からグァンスとの交際について直撃された篠原は、『ないです。すごい失礼だと思う』と強く否定しました。さらに、篠原が身に着けていたアンクレットについて、同誌は“グァンスとお揃い”であると報じましたが、彼女は『主人から頂きました』と回答。しかしその後、『文春』の取材に応じた市村は、アンクレットのことは『知らない』と話していました。こうした経緯もあり、篠原には世間からも疑いの目が向けられ、ネット上では『やっぱり不倫が原因で離婚したんじゃないの?』と批判の声も続出していたんです」(芸能ライター)
そんな彼女は今回、『金魚妻』で“夫のDVに耐えかねて不倫に走ってしまう主婦役”を熱演。ドラマの制作発表時には、一部ネットユーザーから「不倫疑惑のあった女優が、不倫妻の役をやるのか……」「ある意味、生々しい」とネガティブな意見も寄せられていたが、今月14日の配信開始後、Netflixデイリーで日本国内1位、香港1位、台湾2位など、アジア各国でも軒並みトップ10にランクインし、「面白くて一気に見てしまった」「演技に迫力があった」などと篠原の演技も好評のようだ。
「そんな篠原について、今月4日発売の『セブン』は、元夫である市村の誕生パーティーに参加していたと報道。また、同9日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲスト出演した際、トークの中で市村のことを『旦那さん』『主人』などと呼びながら、離婚後も交流していることを明かしていました。2人の子どもがいることも影響しているのでしょうが、少なくとも市村は、元妻の不倫疑惑には目をつむっているようです」(同)
離婚後も家族と良好な関係を築いている様子の篠原。3月にはウェディングプランナー役を演じた主演映画『ウェディング・ハイ』の公開も控えている。
「女優業に加え、『金魚妻』では主題歌『Crazy for you』も担当。03年に“椎名純平 with 篠原涼子”名義で発表された『Time of GOLD』以来、約19年ぶりに歌声を披露しています。情報が解禁された今月18日には、そのミュージックビデオもYouTubeでプレミア公開に。昨年12月には、一部メディアで不倫スキャンダルにより主演ドラマの延期やCM解消危機が伝えられましたが、現在のところは“どこ吹く風”といったところ。公私共に順調な様子ですし、業界内では『すごい』と感心する声も上がっています」(前出・関係者)
スキャンダルで失脚する者も少なくないのが芸能界だが、篠原は今後も飛躍を続けていくのか。