嵐の櫻井翔とお笑いタレントの有吉弘行がMCを務めるバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)。2月24日の放送では、収録前日が櫻井の40歳の誕生日だったことから、「櫻井翔40歳お誕生日会SP」と題し、夜会ハウスで行われた誕生日会の模様がオンエアされた。
幹事を任されたのは、ジャニーズ事務所の後輩で櫻井を「アニキ」と慕うSexy Zone・菊池風磨。さらに、櫻井の代表作で二度の映画化を果たしたドラマ『木更津キャッツアイ』(同、2002年1月期放送)の共演者で20年来の友人でもある俳優の佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史がゲストとして登場した。
誕生日会では、同ドラマで主演を務めた岡田准一からもお祝いのメッセージが届き、佐藤が代読することに。岡田は櫻井が演じた「バンビ」という役名を用いながらドラマ撮影当時を振り返り、「バンビもみるみる成長して、シカになり、今や巨大なヘラジカ……ぐらいの安心感がある人になっちゃいましたね」「いや……でもよく見るとリスですね。かわいいリス、そんな気持ちでいつも見てます。40歳おめでとう」とおちゃらけながら祝福。櫻井は「まとめると、私はリスということで……」と笑いを誘いながら、うれしそうな表情を浮かべていた。
その後、櫻井のために用意された特別料理や、これまで番組に出演した芸能人や親交のある芸能人から届いたさまざまな差し入れを味わいながらパーティーを満喫する中、佐藤は櫻井に「40代の実感とかあるの?」と質問。櫻井は「どうなんだろう……」少し考えつつ、「30歳になったときもめっちゃうれしかったし、40歳になったときもめっちゃうれしくて。なんとなく男は歳重ねるほうが面白いと思ってるから」と自論を展開し、「ワクワクはしてる。40代、やっと“大人の仲間入り”みたいな感じはちょっとしてる」と明かした。
なお、「目標とかは特にない」といい、「何も決めない。予定とかを」ともコメント。ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」の実写映画『プーと大人になった僕』(18年)を見て、「『何もしないのをする』って、いいな」と感銘を受けたという。自身としては、「本当に何もしないんじゃなくて。予定を決めて、あれやるこれやるって動くんじゃなくて、朝起きて、自分の気の向くままに動いてみる」と、話していた。
すると有吉は、「だって、1週間びっちりスケジュール入れるの好きだもんね?」と驚きを隠せない様子。親友の佐藤からも「(スケジュールを)キチキチにするタイプだもんね?」と確認された櫻井だが、「やめてみようかな、と思って。有吉さんみたいにふらっと街を歩いて、『こんなところあるんだ、入ってみようかな』って、そんな休みの過ごし方を実践してみたい」と告白。「結構、有吉さんの影響っすよ」とはにかんでいた。
その後、ゲスト3人や俳優・妻夫木聡、北川景子らから届いた誕生日プレゼントを開封していった櫻井。嵐の大ファンだという勝地涼からは、嵐の楽曲や櫻井のソロ曲のタイトルを用いた熱いメッセージと共に、自身が描いたイラストで作った「オリジナル櫻井翔アクリルスタンド」7体を贈られ、「アクスタってさあ、応援している人のを欲しいんじゃないの? 本人が本人のをもらうパターン?」と困惑しつつ、「勝地くん、ありがとう」と感謝を述べていた。
そんな櫻井に対し、ネット上では「あらためて、お誕生日おめでとうございます」「これまでと真逆の生き方決意できるってすごい!」「大人の魅力の櫻井君を待ってます」という声のほか、「翔くんはいろんな人から愛されてるんだな。楽しそうな翔くんが見れて幸せな1時間だった」「岡田くんからの手紙に愛を感じた」「岡田くんから見ると翔くんはいつまでも可愛い後輩なんだなぁ~良い関係だなぁ~」とほっこりする声が続出。
また、「勝地くん考えることがただの強火翔担」「良い意味でやばい(笑)。やってること限界オタク」との指摘など、さまざまな反響が寄せられていた。
なお、勝地は番組放送同日、自身のインスタグラムに「僕も現場で肌身離さず持ってます」と、アクリルスタンドを手にした写真や動画をアップ。「よかったら、いや、絶対に飾ってくださいね」と櫻井にメッセージを送っているが、果たして、勝地の思いは本人に届くだろうか……。