元タレントの木下優樹菜が3月5日、自身のYouTubeチャンネル「ゆきちゃんねる」を更新。家電量販店「ビックカメラ」で撮影を行ったものの、映像の使用許可が下りなかったことを明かした。
3月5日公開の動画「初めてのおつかいしてみたんだけどね【チャンネルリニューアルするよ】」では、「チョリース! 木下優樹菜です」とお決まりのあいさつをすると、「YouTubeをイチから作り直したいなと思って」とチャンネルのリニューアルを報告。
その理由として、「YouTubeを初めてから、ずっと自信がなかったの」「俯瞰で自分のYouTubeを見た時に、ブレてるよねって。『何がしたいの? この人』って思ってて」と話し、視聴者に「力を貸してください。みんなと一緒に木下優樹菜の動画を作ってるっていう感じが楽しくて、みんなが近くにいる感じがして」と、企画案を一緒に考えてほしいと呼びかけた。
また、これまではスタッフのカメラで撮影していたそうだが、木下は「まずは、カメラを初めて買いに行ってみます!」と、早速この日に自分のカメラを購入すると宣言。しかしこの後、「カメラ購入シーンを撮影しましたが、使用許可が降りなかったため購入後のシーンにジャンプします!」(原文ママ)とのテロップが表示され、数時間後の映像に切り替わった。
ここで「ただいま、チョリース」とあいさつした木下は、東京・新宿にある「ビックカメラ」と「ユニクロ」の共同店舗「ビックロ」の紙袋からミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-GH5II」を取り出して紹介。「買ってきたよー」「(値段が)本当に高かった」と苦笑いしていた。
「プライベートな雰囲気を出しつつ、手作り感のあるチャンネルにリニューアルしようとしている木下ですが、これが概ね視聴者から好評を得ている様子。コメント欄には『今回の飾らない感じ、すごく良い!』『のんびりした空気感が好き』『考え方が変わって、良い方向に進んでますね!』などと、好意的なコメントが多く寄せられています。その一方で、『今のユッキーナに“チョリース”はもういらないと思う』『せっかくいい感じだったのに、“チョリース”でイラっとした』と、お決まりのあいさつ『チョリース』への苦言が続出。多くの視聴者が、これまでのキャラクターを捨てる勢いで“生まれ変わってほしい”と思っているのかもしれません」(芸能ライター)
また、ネット上では、木下側が撮影を終えながらも、配信を許可しなかった「ビックロ」側の判断が「潔い」と話題に。木下らが、撮影前に許可を取っていたのか、はたまた取らずに撮影を強行し、あとから許可を得ようとしたのかは不明だが、視聴者からは「今のユッキーナじゃ、お店にとってマイナスイメージになるってこと?」「ビックカメラって、結構YouTubeの取材受けてるよね? 木下優樹菜だからダメだったのか?」といった疑問の声が上がっている。
「『ビックカメラ』といえば、メディア取材に協力的なイメージがあることから、木下が断られたことに衝撃を受けたネットユーザーも少なくない様子。ちなみに、スピードワゴン・井戸田潤のYouTubeチャンネル『ハンバーグ師匠チャンネル』では昨年1月、『【ビックロで爆買い】師匠の事務所に置く家電を、自腹で買いに行ってきました!』と題して、『ビックロ』の店員と共に売り場を回り、井戸田が家電を購入する企画を公開していました」(同)
さらに、嵐・二宮和也やHey!Say!JUMP・山田涼介らが出演する「ジャにのちゃんねる」では、同10月に「#61【凄すぎ…】我々の為にビックカメラさんが神対応過ぎた件!!」とのタイトルで、「ビックカメラ」赤坂見附駅店にて冷蔵庫を購入する様子を公開。こちらは木下が訪れた「ビックロ」ではないものの、売り場にある多数のテレビに「ジャにのちゃんねる」の映像が流されるなど、手厚い歓迎を受けていた。
「木下は以前ほどのバッシングには晒されていないものの、いまだに“タピオカ恫喝騒動”のイメージを引きずっているため、『ビックロ』のような有名店に協力してもらうのは『難しいのではないか』と推察するネットユーザーも少なくない。そんなイメージを脱却する第一歩として、チャンネルのリニューアルを図るのかもしれません」(同)
かつては有名企業のイメージキャラクターを務めていた木下だけに、「ビックロ」の対応は物悲しさもあるが、彼女の現状を考えると仕方がないのかもしれない。