漫才コンビ・キングコングのツッコミ担当でありながら、絵本作家や実業家としても活動する西野亮廣。そんな西野が自身の“ひとりしゃべり”を毎日投稿しているYouTubeチャンネル「西野亮廣エンタメ研究所ラジオ【公式】」の再生数が減少しているようだ。
西野は同チャンネルで、毎日テーマに沿ったトークを展開。たとえば3月15日に配信された最新の動画では、「食事は自分のペースで食べたい」という西野が、「焼肉奉行とかやられる人って頭が悪いので、そのへんって考えられないじゃないですか?」などと持論を展開していた。
「そんな同チャンネル、実は以前に比べて再生回数が減っているんです。1年前の2021年3月に公開された動画40本(生配信を除く)のうち、17本が3万回超えだったのに対し、今月アップされた16本中、9本が1万回にも届いていません。さらに、昨年43.9万人ほどいたチャンネル登録者数も、現在は42.4万人と減少気味です(3月16日現在)」(芸能ライター)
とはいえ、同チャンネルは主に西野が音声プラットフォーム「Voicy」のチャンネル「#西野さんの朝礼」用に収録した素材を再編集して投稿しているため、熱心なファンは「Voicy」に集中しているのだろう。
ただ、西野に関しては、このところ不穏な報道が続いているのも事実。12日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」によると、2年前に7万人の会員がいたオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」(Facebook版)は、昨年末頃から月平均で3,000人以上が解約し、現在は4万1,000人ほどにまで減少しているとか。西野の個人事務所は同メディアの取材に対し、「みなさんのコンテンツの楽しみ方の変化に合わせて複数のプラットフォームに分散した結果と受け止めております」などとコメントしている。
また、15日発売の「フラッシュ」(光文社)は、今年4月に兵庫県川西市でオープン予定だった「えんとつ町のプペル美術館」の建設が一向に進んでいないと報道。同誌の直撃取材を受けた西野は、同じ場所に「えんとつ町のアパート」なる施設をつくる計画に変更したと明かしていた。
また、美術館建設のためにクラウドファンディングで集めた6,000万円に関しては、西野の運営する会社が「リターンの遅延につきましては、支援者の方に対して状況をご説明・謝罪し、希望者の方への返金対応も実施済み」とコメントしているが……。
「西野が手がけた絵本『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)を原作とし、20年12月に公開されたアニメ映画『映画 えんとつ町のプペル』は興行収入27.0億円を記録し、同年の国内映画興行収入ランキングで9位にランクイン。『プペル』は美術館のほかにも、舞台や歌舞伎、朗読劇、ミュージカルなど、さまざまな広がりを見せています。ただ、ネット上では『映画以外、そこまで話題になっているようには見えない』『映画は良かったけど、わざわざ舞台を見に行こうとは思わない』といった冷めた声も目立つ。オンラインサロンの会員数やYouTubeの再生数が減少しているのも、世間が徐々に『プペル』や西野に興味を失っている表れかもしれません」(同)
俗に“西野信者”とも呼ばれる熱心なファンを獲得し、オンラインサロンで成功を収めた西野。最近のネガティブな報道を、どのように受け止めているのだろうか。