善と悪とのボーダーがとても曖昧になった現代社会において、映画世界での“絶対悪”として登場するのが、アーリア人至上主義を謳い、ユダヤ人を大虐殺に追い込んだファシスト集団のナチスだ。ヒトラーをはじめ、ナチスを皆殺しにしたクエンティン・タラエンテーノ監督の歴史改竄映画『イングロリアス・バスターズ』(09)は、世界的なヒット作となった。
ナチスと並ぶ“絶対悪”と言えるのが、米国発祥…
善と悪とのボーダーがとても曖昧になった現代社会において、映画世界での“絶対悪”として登場するのが、アーリア人至上主義を謳い、ユダヤ人を大虐殺に追い込んだファシスト集団のナチスだ。ヒトラーをはじめ、ナチスを皆殺しにしたクエンティン・タラエンテーノ監督の歴史改竄映画『イングロリアス・バスターズ』(09)は、世界的なヒット作となった。
ナチスと並ぶ“絶対悪”と言えるのが、米国発祥…