昨年11月に夫の小室圭さんとニューヨークに移住した秋篠宮家の長女・眞子さんが、「無給」のアシスタントキュレーターとしてメトロポリタン美術館(MET)で働いていると、英字新聞「ジャパンタイムズ」などが報道。
そんな中、圭さんが今年2月に受験したニューヨーク州の司法試験の結果が4月15日に公表され、不合格だったことがわかった。「わずか5点足りずの不合格だった」とのことだが、ネット上では待ってましたとばかりに「ロイヤルニート」なる揶揄が飛び交うことに……。
波乱の2人の現在地を、皇室ウォッチャーX氏に聞いた。
眞子さんのMET就職、「元皇族という立場が有利に働いた」!?
――世界最高峰ともいわれるMETは、学芸員にとっての憧れの職場。正規雇用となれば年収は1,500万円ほどに上るといわれています。「無給」と報じられたとはいえ、ここで業務にあたる眞子さんには、世界最高峰の知識や能力が備わっているということでしょうか。また、世間では就職した経緯が注目され、中には「皇室特権?」「コネ?」と訝しむ声もあるようです。
皇室ウォッチャーX氏(以下、X) METが運営するウェブサイトにて、同館所蔵の美術品の解説文を眞子さんが署名付きで執筆していたことが判明。これにより、「眞子さんがMETに就職した」という話が一気に広まりましたね。現在はまだインターンのような形で「無給」の勤務だと海外の媒体は報じていますが、きちんと就職されるのも時間の問題でしょう。
眞子さんはイギリスのエディンバラ大学で美術史を学び、レスター大学大学院で博物館学の修士号を取得後、東京大学総合研究博物館に勤務していました。こういった経歴から、知識や能力は“それなりに高い水準で備わっている”といえるものの、これだけで世界有数の博物館であるMETに就職できるのか……という疑問は浮かんでしまいます。昨年末に眞子さんが自宅を訪れた元駐日大使のキャロライン・ケネディさんはMETで働いていましたし、「元皇族という立場が有利に働いた」という可能性はあるかもしれません。
――一方で圭さんは、2度目のニューヨーク州の司法試験に落ちてしまいました。
X 圭さんが受けたニューヨーク州の司法試験の結果は、意外と早く出ましたね。でも、やはり大方の予想通り「不合格」となってしまいました。彼が昨年の夏に受けた試験の“初回受験者”の合格率が約80%、そして今回の試験の“再受験者”の合格率は約30%とガタ落ち。それは、2回目以降の受験者のほとんどが、法律事務所などで働きながら受験勉強を行っているからのようです。圭さんもニューヨーク州マンハッタン地区にある法律事務所に法務助手として勤務しているため、試験勉強の時間が十分に取れなかったのだと推測できます。
――ネット上では、圭さんの不合格と、眞子さんのMET勤務のニュースを関連づけて、「圭さんは、眞子さんの収入頼り。ロイヤルニートだ」と揶揄する声もあるようです。加えて、昨夏の司法試験に落ちたことで、「眞子さんが圭さんの収入をあてにしなくなった」と臆測する声も。
X 圭さんの試験と、眞子さんがMETに就職するという話は別の話かなと感じています。眞子さんはアメリカに移住する前から、皇室界隈で「現地の博物館に就職するのでは」という話があったようですし。現在の状況から、結果的に「圭さんは眞子さんの収入頼り」という構図に見えてしまうというだけのことではないでしょうか。
――もし眞子さんが正規職員となった場合、圭さんの現在の年収とあわせて世帯年収2,000万円超の可能性も。これだけあれば、横浜で実父と暮らす圭さんの母・小室佳代さんをニューヨークに呼び寄せることも可能なのでは。
X 圭さんの法務助手としての年収が600万円、眞子さんがMETに就職すれば1,500万円の年収だと言われていますよね。ただ、それはあくまで報道の話で、実際はもっと少ないかもしれないし、もっと多いかもしれません。
ただ、おふたりは現在、ニューヨーク州にある家賃数十万円のアパートメントに住んでいて、現時点ですでに経済的に余裕があることがわかります。今後、圭さんが司法試験に合格して弁護士になり、眞子さんもMETで正規職員になって収入があれば、日本にいる佳代さんと圭さんの祖父の2人をニューヨークに呼び寄せる可能性はあると思います。
佳代さんは勤務していた洋菓子店を辞めているそうですし、現在も周囲からの目があって、まともな生活がしづらい環境だと予想できるので、彼女にとってもニューヨーク行きは願ったり叶ったりなのでは。
――最近、めっきり近況が報じられなくなった佳代さんですが、現在はどんな状況でしょうか。また、洋菓子店を辞めたのは、ニューヨークへの移住を意識した行動にも思えます。
X 昨秋に元婚約者との金銭トラブルを解決させたことで、佳代さんは圭さんの結婚問題に直接関係することはなくなりました。そのため、マスコミも彼女の動向を追う意義はなくなり、聞こえてくる話もほとんどなくなりましたね。
ただ、結婚問題が解決しない長い間、マスコミが小室家に出向いて取材を続けたことで、近隣住民に多大な迷惑をかけたことは明らか。そのためか、佳代さんは今もほとんど姿を見せることはないようです。
洋菓子店を辞めたのは、労災トラブルやマスコミの取材攻勢に遭ったことが原因といわれていて、それはニューヨーク行きを意識しているわけではないのかなと。単にマスコミに追いかけられたくないのと、お店にも迷惑をかけている自覚があったのだと思います。
――ニューヨークでの眞子さんの姿を報道で見る限り、圭さんとはラブラブで、一般市民としての自由を謳歌している印象です。ずばり、眞子さんのニューヨーク生活は、本人の理想に向かっていると思いますか?
X 以前から眞子さんは皇室での生活に窮屈さを感じており、「早く結婚して皇室を出たい」という気持ちがあったと、一部マスコミに報じられたこともありました。日本では一挙手一投足が注目されるのに対し、海外は多少のパパラッチはいるにせよ、ニューヨークでは気軽に外出して買い物されるなど、希望していた生活を送っている印象です。
もし「こんなはずでは……」と思うことがあるとすれば、初めて送る“普通”の暮らしに戸惑うことがあるのではないかということと、圭さんが司法試験に落ち続けていることだと思います。とはいえ、そもそも試験と名のつくものは落ちる可能性があるわけですし、それも想定内でしょう。