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King&Princeは「嵐を“超える”存在に」!? 業界人が明かす、今年さらなる飛躍が期待されているジャニーズタレント

 テレビ朝日系木曜ドラマ『未来への10カウント』で主演を務める木村拓哉をはじめ、TBS系の看板ドラマ枠「日曜劇場」で放送中の『マイファミリー』に出演する嵐・二宮和也、人気シリーズの最新作『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で“5代目金田一”を演じるなにわ男子・道枝駿佑など、4月期ドラマでもジャニーズ事務所所属タレントたちが目覚ましい活躍ぶりを見せている。ネット上ではそれぞれのファンが毎週実況を行いながらドラマを楽しんでいるようだ。

 ドラマ以外にも、映画、バラエティ番組など多方面で活躍している彼らだが、「今年、さらなる飛躍に期待されているジャニーズ」について、業界関係者は以下のように語る。

「まずは、King&Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀の名前がキャスティングの際によく挙がりますね。キンプリ自体、もう『ジャニーズを背負って立つグループ』として十分活躍していますが、これまではグループ活動休止中の嵐に“続く”グループとして注目されていたのが、今や嵐を“超える”存在になれるのではないかと、業界内から熱視線が送られている」(テレビ局関係者)

 2018年5月にキンプリがデビューして以降、20年1月にはSnow ManとSixTONES、21年11月にはなにわ男子が次々とデビューし、後輩たちの活躍も目覚ましい。昨年2月には「週刊文春」(文藝春秋)が、同年度のジャニーズ事務所公認グループ別カレンダーの予約数について、キンプリが15万部だったのに対し、Snow Manが20万部で上回ったなどと報道。同5月配信のニュースサイト「日刊大衆」は、CDの売り上げでもキンプリがSnow Manの勢いに負けていると伝えていた。

「確かに売り上げも大事なのですが、業界的には“ファンの絶対数”が多いという点から、キンプリは一目置かれています。事務所内でも、キンプリは“本流のジャニーズアイドル像”であると、特別扱いしている部分はあるとか。昨年3月に岩橋玄樹が脱退した時は、グループに多少の失速感はあったものの、もはやそれも乗り越え、5人組として成立している。そして、メンバーの中でもやはり人気が頭一つ抜きん出ている平野には、まだまだ期待感があります」(同)

 平野といえば、デビュー年の18年4月期にプライム帯の連ドラ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)で神楽木晴を演じ、グループの知名度を広めることに一役買った。

「その後も平野人気は続いていますが、当時のワントップ体制から、最近は永瀬廉や高橋海人も俳優としての仕事が増えていて、高橋は現在『未来への10カウント』で木村と共演中。平野がキンプリをさらなる高みへと引き上げることへの期待の声がありつつ、総合的にはグループ自体への期待値も高いというわけです」(同)

 そんな平野およびキンプリに次いで、今後の飛躍が期待されているのは、今年デビュー10周年を迎えたA.B.C-Zの河合郁人だという。

「グループとしても、長らく伸び悩んでいたA.B.C-Zですが、河合は“ジャニーズモノマネ”でブレーク。さまざまなバラエティ番組に出演し、先輩後輩問わず、果敢にモノマネに挑む河合については、ダウンタウン・松本人志も大絶賛。モノマネで注目を浴びることは本人すら予想していなかったとみられますが、コロナ禍でブレークしたジャニーズタレントというと、おそらく河合がトップでしょう。A.B.C-Zは、塚田僚一が一足先にバラエティ要員で活躍していた以外、あまり目立ってこなかったので、河合の開花はグループとしても大チャンス。世間は飽きるのも早いですから、下積み時代より、これからが本当の正念場となりそうです」(芸能プロ関係者)

 彼らの活躍が、ジャニーズ全体をもさらに盛り上げていくかもしれない。

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