女優・安達祐実とカメラマンの夫・桑島智輝氏が、今年初め頃から別居していると、5月9日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。その原因は、安達が現在の夫婦関係について疑問を持ち始めたためと伝えられている。しかし、記事がネット上で配信された同日、安達はインスタグラムを更新し、“不仲ではない”ことをアピールした。
安達は2005年9月、元夫のスピードワゴン・井戸田潤と結婚して翌年4月に長女を出産するも、09年1月に離婚。桑島氏とは写真集『私生活』(13年、集英社)の撮影で知り合い、交際に発展。14年11月にゴールインした。
「桑島氏もバツイチなので、2人はともに再婚でした。安達との交際スタート時、桑島氏は既婚者だったという一部報道があったため、『安達による“不倫略奪婚”では』と、世間を騒がせたものです。再婚後は、“カメラマンと被写体”として、何冊も写真集を共同制作し、メディアでもよくお互いの話をするなど、世間的には“ラブラブ夫婦”という印象が強かったのではないでしょうか」(芸能記者)
しかし、「女性セブン」によると、16歳になった安達の長女は、日常的に写真を撮影する/されるという両親の暮らしぶりに疑問を抱き、その気持ちを安達にぶつけることもあったとのこと。安達も長女に同調し、ついには別居に発展したと伝えている。
今回の報道が出るまで、表向きには夫婦関係は良好そのものだったため、「両者の関係悪化を懸念する声はほぼゼロだった」(同)という。一方で、一部メディア関係者の間では、離婚説がささやかれていた時期もあったとか。
「周囲の関係者から、『安達がプライベートを1人で過ごす時間が増えているのでは……』と、心配の声が漏れ聞こえていたんです。2年ほど前には、実際に、離婚説を探るために取材に動いたメディアもあったものの、結局、この疑惑が公になることはありませんでした」(芸能プロ関係者)
そして今回、ついに別居の事実が明らかになったという流れだが、安達は報道後、インスタグラムに「先週夫に撮ってもらった写真載せとく!我々の写真の旅はまだまだ続く」と、暗に“夫婦の不仲”を否定するコメントを投稿。さらに安達の所属事務所も、「女性セブン」の取材に対し、「(別居の理由は)セキュリティ上の問題と、子育て環境を考慮した上です」と回答し、夫婦関係の亀裂については言及しなかった。
「『子育て環境を考慮』というのは、長女の心情に配慮しての別居という意味で理解できますが、『セキュリティ上の問題』とは、どうにも釈然としません。実際に、芸能人が別居を報じられた場合、所属事務所は、ほぼ確実に不仲や離婚を否定します。でも、結果的に離婚にたどり着く夫婦は多い。例えば、女優の前田敦子や篠原涼子も、まず別居が報じられ、事務所が夫婦の不仲を否定したのちに、結局、離婚に至っており、マスコミ関係者の間では『安達もそのパターンではないか』と疑いの目が向けられているんです」(前出・芸能記者)
前田サイドは、20年6月の別居報道の際、当時の夫・勝地涼がドラマ撮影に集中するために別宅に住み始めたと説明。また篠原サイドも、20年8月の報道時、市村正親との別居の背景に“コロナ禍”を挙げ、「ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置」とコメントしていた。
「さらに両者は、離婚後に核心的な疑惑が浮上。前田は勝地からDVを受けていたこと、篠原は不倫がそれぞれ報じられています。安達にしても、少なくとも芸能関係者からは、このまま離婚する可能性が高いとみられているようですし、のちのち夫婦間に亀裂が走った決定的な出来事が、明るみに出ることもあるかもしれません」(同)
安達や桑島氏の本心は不明だが、今後たとえ夫婦という形ではなくなっても、“カメラマンと被写体”という関係性は続けていくのだろうか。