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『笑点』には「生涯出ない」宣言の落語家・立川志らくが、代打出演! 「歴史的」「もう出ないで」と賛否

 5月15日に放送された国民的演芸番組『笑点』(日本テレビ系)。現在、レギュラー出演者で落語家の三遊亭円楽が休養中のため、今回は代打として落語家・立川志らくが出演し、ネット上で注目を集めた。

 志らくは同番組の初代司会者である立川談志の直弟子ながら、2000年に出版された自身の著書『全身落語家読本』(新潮社)の中で、“落語のイメージを悪くしたのは『笑点』”だと主張。生涯に渡って『笑点』に出ないとも宣言していたため、放送前から一部ネット上で志らくの出演が話題になっていた。

 そんな志らくは、今回の出演を決めた理由について、番組序盤のVTRで明かした。

「『まさか自分のところにオファーが来るのは夢にも思っていなかった』という志らくは、以前、新幹線で偶然『笑点』メンバーたちと乗り合わせた際のエピソードを披露。円楽がメンバーたちにあんパンを配る中、志らくにも『食うかい?』と聞き、手渡してくれたといいます。この心の広さに感動し、円楽の代打としてなら『笑点』に出るべきだと思い、オファーを受けたそうです」(同)

 その後、番組内の大喜利コーナーに登場した志らく。「『笑点』っていうのはね、俺が作ったんだけどね。志らくは才能があるから、まあ大喜利は大丈夫だとは思うんだけどね。問題は司会の(春風亭)昇太。こいつ滑舌悪いから」と、談志のモノマネで会場の笑いを誘う場面もあった。

「今回は、放送開始から満56年となったことを記念し、数字の5と6を使ってショートストーリーを作るお題などが出題されました。志らくはここでも、昇太の滑舌をネタにして笑いを取っており、ネット上でも『歴史的な日だ! リアタイできてうれしい』『大喜利のうまさはさすが。レギュラーになってほしいけど無理か(笑)』といった、好意的な声が寄せられました」(同)

 一方で、「志らくの大喜利、全然面白くないな」「もしかしてアドリブできないタイプ?」などと、冷ややかな反応も。なお、次回も志らくがゲスト出演するが、「志らくはもうおなかいっぱい」「あんまりいいイメージがないから、『笑点』には出ないでほしい」とウンザリするような声も見られた。

「『笑点』出演はこれが初めての志らくですが、昨年3月まで放送されていた情報番組『グッとラック!』(TBS系)MCのほか、現在も同局の『ひるおび』コメンテーターを務めるなど、落語以外の活動も盛ん。しかし、同番組内での発言がたびたび批判を集めるなど、炎上騒動も少なくないため、ネガティブな印象が植え付けられている視聴者は多いのかもしれません」(同)

 因縁の『笑点』に出演を果たした志らくは、“本業”で負のイメージを払拭できるだろうか。

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