• 月. 12月 23rd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

L’Arc-en-Ciel、東京ドーム公演の「座席レイアウト変更」が物議! 「お詫び」発表も返金求める声やまず

 5月21、22日に東京ドームで行われた、4人組ロックバンド・L’Arc-en-Ciel(以下、ラルク)の結成30周年記念ライブ『L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary LIVE』。公演自体は無事に終わったものの、“座席のレイアウト変更”をめぐって、ファンから不満や疑問の声が噴出している。

 今年で結成30周年を迎えるラルクは、記念ライブを東京ドームで2日間のみ開催。発表当初、座席は「W会員シート」「SS席」(どちらも2万2,000円、税込み/以下同)がともにアリーナ席、「S席」(1万6,500円)が1階スタンド席、「A席」(1万1,000円)がバルコニー席と2階スタンド席という割り振りになっていた。

「チケット代が高ければ高いほど、ステージに近い座席が用意されるといった販売方法でしたが、ライブ開催の数日前に“座席のレイアウト変更”をアナウンス。『W会員シート』はそのままだったものの、『SS席』は1階スタンド席の一部を追加、『S席』はバルコニー席全席と2階スタンド席の一部を追加、さらに『A席』はバルコニー席がなくなり、2階スタンド席のみになっていました。この変更によって、アリーナ席で参加するために『SS席』を購入したにもかかわらず、1階スタンド席に変更されてしまった人などが多数みられたんです」(芸能ライター)

 この時点で、ネット上にはファンから疑問の声が続出していたものの、コンサートは予定通りに開催。一方、ラルク公式サイト上では、23日までに「お詫び」の文章が掲載されている。

 チケット販売時に「『ステージや座席レイアウトは予告なく変更になる場合』があることをあらかじめ告知」していたと、事前に座席変更の可能性をアナウンスしたことに触れつつ、「当初と異なる座席図イメージ(最終)を事前の説明なく公開したことにより、皆さまにご不安と混乱を招いてしまったことについて心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

「とはいえ、公演直前の告知だった上に、大幅なレイアウト変更が行われたため、多くのファンは納得できない様子。ネット上には公演が終わってからも『1階スタンドで見たかったからS席を買ったのに。2階席にされるなら、最初から安いA席を選んでた』『ランクが上の席から下の席に変更するのはダメでしょう。タチが悪いな』といった不満の声や、『こんなのほぼ詐欺。差額を返金すべき』『運営に問い合わせても誠意ある回答が得られなかったので、消費者庁に連絡しました』などと、運営側に対応を求める声も上がっています」(同)

 一方、ボーカルのHydeは23日、自身のインスタグラムで「Finished safely! Thank you☆」とのコメントとともに、ライブ中の写真をアップ。コメント欄には「感動をありがとうございます」といった好意的な書き込みが多数見られるが、「座席の件などいろいろありましたね。もうそんなことで荒れるのは見たくないです」との声も寄せられており、今回のトラブルはメンバーの耳にも入っているのかもしれない。

 ネット上にはほかにも、「運営がヤバすぎて、だいぶ冷めてきた」「ファンの足元を見ているような運営にあきれた。ラルクのライブは今回で最後にします」などと、愛想を尽かしているファンの声もある。記念すべき30周年ライブで起こった騒動を、「お詫び」だけで済ませるのだろうか?

By Admin