ジメジメとした梅雨真っただ中、どうしても室内干しが増えてしまいますね。濡れた衣類をハンガーに吊るして、乾いたらハンガーから外して、畳んで仕舞って……室内干しだと、なぜかいつもより一層たたむ&仕舞うのが面倒くさくなりませんか? 洋服は次に着るまで吊るしっぱなしにしてる、なんて人も少なくないでしょう。
そんな人に、整理収納アドバイザー1級の伊藤まきさんがおすすめするのが、「洗濯物を畳まない」収納法。さらに、室内干しに最適なハンガーも紹介していきます。
※商品の価格や情報は2021年2月8日時点のもの
洗濯物は畳まないでOK、「かける&いれる」収納法
洗濯物をたたんだり、引き出しに仕舞うのができない人もいますよね。洗濯物をたたむ時間がないから、洋服を床に「出しっぱなし」にしていると、ホコリと湿気でムンムンになります。動線がスッキリするほど、風通しも良くなります。
そこで、あえて「出しっぱなし」の収納にしてしまうのも手。
●「かける」収納
家中にハンガーの「かけっぱなし」が多い方は、「かける」収納が適しています。洗濯物は「室内干し」派なら、干す用と吊るす用のハンガーを同じにすると簡単。
●「いれる」収納
洗濯物の出しっぱなしが多い方は、ランドリーバスケットに「入れる」。部屋の角へ置いても邪魔にならないインテリア性の高いデザインと、コンパクトにたためる布製の深型を選びましょう。家族の人数分を用意して、各自のやり方で収納してもらうのもよいです。タンスへの出し入れ程度の動きでも、毎日だと面倒ですよね。
室内干しに最適「洗濯物兼用ハンガー」おすすめ4選
収納に興味がない方にとって、すでにあるハンガーを買い換えるのは「もったいない」と感じてしまいがち。でも、こんなメリットがあるとしたらどうですか?
[1]クローゼットの収納力が倍になります
[2]Tシャツの折りジワがなくなります
[3]パイプに掛けやすくなり、イライラが減ります
[4]洋服の数を減らすことができます
[5]視覚的にスッキリして、テンションが上がります
[6]衣類の増えすぎを管理できるようになります
[7]洋服をスムーズにかけられるようになります
[8]洗濯物を畳まなくてもよくなります
今回紹介する「進化系ハンガー」なら、8つのメリットがあるうえに、予算はカットソー1枚程度で抑えることができます。(※記事内の価格、重さはすべてライター調べ)
ソングミックス「型崩れしない Tシャツハンガー」
アメリカ本部にてデザイン、中国で生産する「ソングミックス」のハンガーです。ステンレスのフック部分に、ブランド名が刻まれています。このメーカーは、米国のamazon.comにプラットフォームを持つため、消費者の声(レビュー★4.8)のチェックがどこよりも早く確認できました。ただし、アメリカ製特有の品質の甘さ(染み、凸凹、折れ、雑)が多少あります。
ソングミックスは、商品紹介ページに「衣類と洗濯ハンガーを統一して使う事ができる」の表記があります。
スリーコインズ「伸び防止ハンガー」
配色がとてもオシャレで、造りも丁寧。6本330円(税込)なので、ニトリよりコスパの良い商品です。通販でも購入できるので、一度に揃う便利さもあります。ただし、フックが回転しない、滑り止めも小さめで2カ所のみ。通販ページでは「洗濯物OK」と紹介されています。
ニトリ「オールステンレス広がらないシャツハンガー」
ニトリのランドリー売り場にある、「オールステンレス広がらないシャツハンガー」です。丈夫でサビにくいオールステンレス製なので、濡れた衣類を干した後に「そのままクローゼットに戻す」ことができます。スリムで軽いデザイン(59g/ライター調べ)なので、TシャツやYシャツにぴったり。
ダイソー「肩から掛けやすいステンレスハンガー」
ハンガーループ(凹)がありませんが、100均とは思えない強度です。フックの先端にゴムが付いているので、パイプを傷つけない配慮も◎。パッケージには「丈夫で錆びにくい」「使用法によっては錆びつく恐れも有り」とあるので、屋内での使用なら洗濯もOKだと思います。
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「ハンガーの型」を揃えるだけで、出し入れが簡単に!
衣類のハンガーを、「同じ型」で揃えるほど出し入れが簡単に。一度に動かしやすく、引っかかるなどのストレスが軽減されます。