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  • 土. 9月 21st, 2024

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『バチェロレッテ2』ep.3、尾崎美紀さんの“好みのタイプ”判明!? 予想を裏切る展開に

 7月7日から配信開始となった、婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(Amazon Prime Video)。同番組は、社会的成功を収めた独身女性(バチェロレッテ)の“真実の愛”を獲得すべく、男性参加者たちがゴージャスなデートを通して自身をアピールしながら、バトルを繰り広げるという恋愛リアリティーショー。

 今回のバチェロレッテは、コスメブランドを運営する「DINETTE 株式会社」の代表取締役・尾崎美紀さん。ある男性メンバーと尾崎さんが急接近したエピソード3を、リアリティーショーウォッチャーがレビューする。

※本記事は『バチェロレッテ2』エピソード3のネタバレを含みます

『バチェロレッテ2』あるメンバーに男性陣のイライラが募る

 エピソード3時点で、残っている男性メンバーは11人。今回は、その中から選抜された6人と尾崎さんが、水上アクティビティー「サップ」「度胸試しの飛び込み」に挑戦した。ここで「我先に!」と、しゃしゃり出ていったのが、佐藤マクファーレン優樹さん(28歳、プロバスケットボール選手)だった。

 これまでも他メンバーに上から目線でアドバイスしたりと、男性陣の間でひんしゅくを買っていた猪突猛進型のマクファーレンさん。今回も「メンバーの中で僕の体が一番キレッキレでキレイなので、このいい体で美紀ちゃんを守るよというのを見せたい」と並々ならぬ意気込みで挑んだ彼は、片時も尾崎さんのそばを離れない。彼女がちょっと歩けば手を取ってエスコートし、サップ中にも金魚のフンのごとく付きっきり。隙あらば「大丈夫?」と自慢のボディーを接近させた。ほかの男性陣がそばに寄ることさえ許さない鉄壁のディフェンス、さすがプロのバスケ選手である。

 このワンマンなやり方に、男性陣は不満を募らせる。田村一将さん(33歳、起業家)は「ほかの男性を寄せ付けないやり方。あれが必ずしも正解じゃないと思う」、ジェイデン トア マクスウェルさん(26歳、ラグビー選手)は「(マクファーレンさんは)焦ってる」と苦笑い。温厚な阿部大輔さん(40歳、デザイナー)でさえも、「マクファーはやりすぎじゃないかな。みんなで一緒に楽しみにきてるのに……」と苦笑いしていた。

 水上アクティビティーは、誰も「サプライズローズ」を渡されずに終了。しかし翌朝午前4時、尾崎さんがマクファーレンさんを呼び出したのだ。

 筆者は、尾崎さんはこんなことを告げるのだと予想した。

「私はもっとほかのメンバーとも話したいから、空気を読んでほしい。気にかけてくれるのはうれしいけど、このままでは、みんなで旅する意味がないから少し自重して」

 しかし、現実の尾崎さんは違った。マクファーレンさんに手をニギニギされつつ、「水上アクティビティでずっと助けてくれてて、あらためて優しいなと思って、うれしかったの」と告白したのだった。

 そして2人はそのまま、気球デートへと出発。逃げ場のない気球の中でも、尾崎さんに密着するマクファーレンさん。尾崎さんは嫌がる様子がなく、ハグし返したりと幸せそう。朝日を見ながら、「美紀ちゃんを見たとき、バスケを初めて見たときと同じように心躍るのを感じた」と語るマクファーレンさんに、尾崎さんはウットリ。

 本人に対し、「男性として好きになってもいいかなって思い始めてる。素直に思っていることを口に出してくれて、口だけじゃなくて行動してくれるところがステキ」とまで語った。
 
 人の好みというのは千差万別であると感じつつ、尾崎さんの男性を見る目への信頼感が薄れたという視聴者は、筆者以外にもいたのではないだろうか。

 気球デート後、勝ち誇った表情で、ローズを手に一旦、男性陣の元に戻ってきたマクファーレンさん。「余韻に浸りたいから、ちょっとシャワー浴びて来るね」と決めセリフを残して去っていった。

 そのドヤ顔に、男性陣のイライラが爆発。「マクファーのやり方、いいと思わない。かっこよくないし、男らしくない」とジェイデンさん。「憎たらしい。ほんと倒したいです」と阿部さん。温厚に見えていた阿部さんだが、実は結構口が悪いことも判明した。

『バチェロレッテ2』ep.3、命がけのダイブも脱落した男性メンバー

 エピソード3の「カクテルパーティー」「ローズセレモニー」では、2人が脱落。1人は加藤友哉さん(24歳、大手外資系IT企業マーケター)。高い所が苦手な彼は、水上アクティビティーの「飛び込み」で、恐怖に体を震わせ、何度もあきらめそうになったものの、「ローズくださ~い!」と叫びながら、ダイブ! 彼としては命がけの行為だったと思うのだが、脱落してしまった。

 2人目は、小出翔太さん(33歳、飲食店経営者)。女性に慣れていない硬派な男気タイプの小出さんは、エピソード2で尾崎さんが語った「この旅で鎧を脱ぎたい」に対して、うまく答えられなかったことを後悔しており、今回のカクテルパーティーでは「経営者である以上、鎧は強くなっていく。変わることも大事なんだけど、たぶんそのままどんどん強くしていけばいいと思う。パートナーが現れたら日常の中で1枚ずつ鎧を軽くしていってくれるから」と、あらためて自分の意見を伝えた。

 筆者には、誠実さが見える言葉だと感じられたが、尾崎さんには届かなかった様子。「“鎧を脱ぐ”が、この旅のテーマだから。“鎧をはがすのが俺だよ”と言ってほしかった」という理由で、脱落を告げていた。尾崎さんには、マクファーレンさんのような直接的でボディータッチ込みの言葉は伝わっても、小出さんのような含みのある言葉は伝わらないようだ。

 選ばれたのは、マクファーレンさんをはじめ、前に聞いた「好きな食べ物ランキング」の情報を生かしてお団子を作ってきた澤井一希さん(25歳、モデル)、尾崎さんに捧げる歌を作ると約束した山邊玲音さん(30歳、ダンサー・歌手)など。ほぼ白紙のラブレター朗読サプライズを成功させた阿部さんも、無事に選ばれた。“赤塚不二夫の葬儀で白紙の弔辞を読んだタモリ”を彷彿とさせる阿部さんの作戦、やはり40歳という齢を感じさせる。

 だんだんと、尾崎さんは直接的なアピールをしてくれる男性が好みらしいとわかってきた。脚をプルプルさせて水に飛び込んだり、「強くていい」と漠然と言うだけでは、尾崎さんには伝わらない。今後は尾崎さんに、どれだけわかりやすく好意を伝えられるかが、男性陣の生き残りのカギとなりそうだ。

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