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なにわ男子、デビューコンサートの“風船”がメルカリで1万5,000円!? 高額転売相次ぐ

 7月27日、なにわ男子による全国ツアー『なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love』が大阪城ホールで幕を開けたが、ネット上では一部ファンの“マナーの悪さ”が問題視されているようだ。

 今月13日に発売した1stアルバム『1st Love』を引っ提げ、全国9都市を巡る今回のツアー。なにわ男子にとって、昨年11月12日のCDデビュー以来初となる記念すべきコンサートでもある。

 当初は今月23日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕する予定だったが、メンバーの大橋和也が新型コロナウイルスに感染したことを受け、23、24日の2日間で開催予定だった東京公演は11月2、3日に延期が決定。あわせて、26日に大阪城ホールで開催予定だった公演も9月23日に振替公演が行われることになるなど、アクシデントに見舞われながら、ようやく27日に幕を開けた。

 初日に参加したファンのレポートによると、コンサートは最新アルバムの収録楽曲を中心に構成され、途中、大橋の声がかすれ、歌いにくそうにしていた場面もあった様子。ネット上では「大橋くんの喉の調子が心配」「コロナの後遺症じゃないといいけど」などと心配する声も見受けられるが、「無事7人そろって初日を迎えることができて本当によかった」と喜ぶ声や、「盛りだくさんの内容で最高のデビューコンでした」「衣装もセトリも構成も大満足。キラキラがたくさん詰まっててめちゃくちゃ素敵なライブだった」との感想が寄せられており、評判は上々のようだ。

 しかしその一方で、賛否を呼んだ演出もあったとか。

「『1st Love』というタイトルにかけたのか、アリーナの座席が“ハート形”に並んでいるエリアがあり、それを囲むように花道が作られていたそう。ファンからは『ステージ構成がハートでかわいすぎた』『コンセプト徹底しててさすが』などと好意的な意見もある一方、『ハートの真ん中の席の人は埋もれそう』『花道が遠いところがあるから、普通の座席配置がよかった』などとネガティブな声も上がっており、その反応はさまざまです」(ジャニーズに詳しい記者)

 また、ライブ中はマスクの着用や大声での声援や歓声は控えるよう呼びかけられていたが、実際には大声を上げる人もいたほか、会場内での写真撮影は禁止されているものの、SNS上にステージや客席の写真をアップする人や、演出に使用された落下物を転売サイトで売買するケースも見受けられるなど、一部ファンの行動も物議を醸しているという。

「アンコールでデビュー曲『初心LOVE』を歌唱中、天井からツアーのロゴが入ったピンク色のハート形の風船が落ちてきた際には、ビニール袋やバッグに何個も風船を詰め込む人がいたとか。なお、フリマアプリ『メルカリ』にはこの風船が多数出品されており、中には1万5,000円という高値で取り引きされているものもあります。こうした状況を受け、ネット上では『風船、売るな。売るなら拾うな!』『なにわちゃんで金儲けとか最低』『売る人も売る人だけど、買う人も買う人だと思う』『なにふぁむ(ファンの名称)民度低すぎ』と苦言が飛び交っています」(同)

 ライブやイベントで配られた非売品がフリマアプリに高額出品されるのは今に始まったことではない。2020年10月に嵐が東京・国立競技場で無観客ライブ『アラフェス 2020 at 国立競技場』の収録を行った際には、演出に使用された風船を偶然拾った人々がメルカリに出品し、1~3万円の高値で売買されていた。

「コロナ禍以降、感染リスクを避けるためにジャニーズ事務所はコンサートで風船や銀テープなどを使用する演出を中止してきましたが、6月に北海道で開幕したSexy Zoneの全国ツアー『セクシーゾーン ライブツアー2022 ザ・アリーナ』から銀テープが復活。こちらも同様にメルカリで多数取り引きされています。KinKi Kids・堂本光一など、過去に銀テープの転売行為に苦言を呈してきたタレントもいますが、こうした演出がある以上、転売行為自体はなくならないでしょうね」(同)

 本人たちの名誉のためにも、ファンにはしっかりマナーを守ってライブを楽しんでほしいところだ。

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