日本テレビ系のバラエティ番組『しゃべくり007』。8月22日の放送には、同局のチャリティ特番『24時間テレビ 愛は地球を救う』(同27、28日放送)のメインパーソナリティーを務めた、YouTube公式チャンネル「ジャにのちゃんねる」に出演する嵐・二宮和也、KAT-TUN・中丸雄一、Hey!Say!JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨がゲスト出演。しかし、ネット上では番組内容について疑問の声が多数上がってしまった。
4人は「東村山には圧勝してると自負するある地域の方々」と紹介され、スタジオに登場。今回は、東京・東村山市出身のネプチューン・原田泰造と「ジャにの」メンバーが出身地域のプレゼンを行い、投票でその魅力を競う「第3弾! 東村山 VS 葛飾 ときどき赤羽」という企画が行われた。
「原田と対決をすることになったのは、東京・葛飾区出身の二宮と、東京・北区赤羽出身の中丸。山田と菊池は、原田以外の『しゃべくり』レギュラーメンバーと共に、ジャッジを担当することに。葛飾区を紹介する際、二宮は“芸能界最強葛飾区民会”として、お笑い芸人の平野ノラ、東京五輪で金メダルを獲得した柔道家のウルフ・アロン選手、タレントのLiLiCOら5人の著名人を登場させていました」(芸能ライター)
葛飾区は、映画シリーズ『男はつらいよ』や漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『キャプテン翼』(ともに集英社)など、同区を舞台にした作品が多数あるなどとアピール。一方、北区赤羽はJRだけで路線が5本通っており、交通の便の良さなどを魅力として挙げていた。
「最終的に、7票のうち4票が葛飾区と北区赤羽に集まり、『ジャにの』メンバーが勝利。しかし、ネット上では『地域の話じゃなくて、「ジャにの」メンバーの話が聞きたかったんだけど?』『この企画、東京の人以外は面白さがさっぱりわからない』『芸人がしゃべりすぎ……ゲストを大事にしてよ』などと、ファンから不満が噴出する事態となってしまったんです」(同)
『しゃべくり007』では、過去にもゲストに対する扱いの悪さが物議を醸していた。
「昨年9月6日の放送回には、俳優の高橋克典と桐谷健太がゲスト出演。番組中では桐谷について、お酒関連の資格を取得しているなどと紹介し、缶ビールをうまく注げるかを番組スタッフと競ったり、付き人の俳優・渡辺光を紹介したりと、多くの時間を使ってトークが展開されました。一方、高橋がトークに参加する機会はほとんどなく、本人も『通りすがりというか、健太のバーターというか……』と、自虐的にコメント。ネット上には『高橋さんのエピソードをもっと聞きたかった』『こんなことなら呼ばないほうがよかった』『ゲストの扱いが雑な番組だな』といった声が漏れていました」(同)
『しゃべくり007』というからには、視聴者もゲスト中心のトークを期待している様子。今後は「ゲストを大事にする番組」として、支持を集めてほしいものだが……。