8月28日に放送された朝の情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)。今回は、野球解説者・上原浩治氏の発言に対し、視聴者からツッコミの声が相次ぐ事態となった。
上原氏は、同番組のスポーツコーナーに“ご意見番”として登場。さまざまなスポーツニュースにコメントしながら、番組独自の評価基準である「あっぱれ」と「喝」をつけていった。
「この中では、同25日に埼玉スタジアム2002で行われた、サッカーの『AFCチャンピオンズリーグ2022』準決勝について紹介。韓国のサッカーチーム・全北現代モータースと、日本の浦和レッドダイヤモンズが対戦し、2対2の同点の末、PK戦で浦和が勝利。決勝に駒を進めたことが伝えられました」(芸能ライター)
前半11分には、浦和の松尾佑介選手が先制ゴールを決めていた。この場面は、ボールが一度コートから出て、浦和のスローインで試合が再開されてから、すぐにゴールが成立。番組内では、試合のボールボーイがラインを割ると同時に浦和の選手に素早くボールを渡したことで、相手チームの守備が整う前にスローインできた、などと説明されていた。
「ゴール後には、浦和のリカルド・ロドリゲス監督とボールボーイがハイタッチするシーンもありました。番組MCの関口宏は、このシーンについて『あれはいいのか?』と質問。上原氏は『もちろんいいです、(浦和の)ホームだから。アウェイとかになれば多分、すぐに(ボールを)出さないとか、そういうのがありますよね』と答え、浦和のホームグラウンドである埼玉スタジアム2002で試合を行ったからこそ、ボールボーイも協力的だったのではないか、といった持論を展開したんです」(同)
しかし、ネット上にはサッカーファンから反論が続出。「埼玉スタジアムのボールボーイは、両方のチームに素早くボールを渡していたように見えたけど?」「“ホームだから贔屓した”ように聞こえる発言はやめてほしい。浦和の選手にもボールボーイにも失礼」といった声や、「サッカーに詳しくないことがバレバレ。わからないならコメントしないで」「野球解説者とはいえ、ほかのスポーツも勉強しておくべき」などと厳しい指摘もみられた。
「上原氏といえば、5月22日放送の同番組で相撲の話題になった際も、視聴者からツッコミを浴びていました。この日は、放送同日に千秋楽を迎えた大相撲の五月場所について特集しており、上原氏はアメリカからリモート出演。関口は『そっち(アメリカ)でも相撲見れるの?』と質問しましたが、上原氏は『見れますけども、ちょっと僕も、なかなか見ていないですね』と答え、相撲について一切コメントしなかったんです。そのため、ネット上には『専門外のスポーツにも興味持って』『相撲見てませんは“喝”』といった苦言が寄せられました」(同)
スポーツコーナーを担当する以上、野球以外の話題にもコメントを求められるのは当然だろう。視聴者から“ご意見”されないよう、まずは興味を持ってほしいものだが……。