9月12日に放送されたバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、14歳になった俳優・寺田心が2年ぶりにゲスト出演。MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が新型コロナウイルス感染のため番組を欠席する中、相方・有田哲平の“ウザ絡み”が物議を醸したようだ。
序盤で、“2年前から変わったこと”を問われた寺田は、「声の高さとかも違うなあと思ったりします」と返答したが、有田は「優等生発言」とばっさり。その後、前回出演時の等身大パネルがスタジオに用意されると、有田が「“こども店長”やってたときだよね?」と加藤清史郎と勘違いする失礼なボケをしたため、寺田は「そうそうそう……(加藤)じゃない!」とノリツッコミをしていた。
さらに、「大人になったと感じること」という質問に対し、寺田が「最近、声変わりしてます!」「筋肉がつきました」などと答えると、有田は「(気になる答えは)特にないかなあ」「成長として当たり前なこと」と冷めた表情でスルー。続けて、寺田が「最近声が低くなって、DISH//さんの『猫』って曲が歌いやすくなった」と明かすと、有田は「『猫』って、女の子口説いてるのか?」「14歳っていったら『アンパンマン』とかでしょ、普通」と子ども扱いしていた。
また、レギュラーメンバーから「猫」を歌うよう促された寺田が、アカペラで歌声を披露すると、ネプチューンの堀内健が「誰も頼んでないのに歌ったよ」と悪ノリ。これに、すかさず有田も「トーク番組で突然歌い出したから、びっくりした」と乗っかり、寺田は「ひどいよ……」と意気消沈していた。
「このほかにも、神社仏閣にハマっているという寺田に対し、有田が『アンパンマンミュージアムでしょ?』と言い放ったり、寺田が午前中を“お菓子作り”や“愛犬と遊ぶ”時間に当てていると明かすと、有田は『犬触った手でお菓子作ってるの?』と聞くなど、“ウザ絡み”を連発。また、8月に第2子が誕生した有田に、寺田が手作りケーキをプレゼントするシーンでも、『子どもが金箔かける!?』とケーキの金箔をイジっていたんです」(芸能記者)
ネット上では「心くんをイジリ倒す有田が面白すぎる」「有田の強烈なイジリにも、ちゃんと返せる心くんが立派。こんな心くんが見れてうれしい」など、有田の意地悪なイジリや2人のやりとりを面白がる声が上がる一方、「有田のイジりがキツすぎて不快。心くん困ってるじゃん」「心くん、14歳なのに有田に子ども扱いされてかわいそう。上田さんのイジリ方と全然違う」「心くん、有田にイジられすぎて、まともにしゃべれてないじゃん」「心くんをバカにしすぎ。こんなのイジメじゃん」といった否定的な声も目立つ。
有田の中学生への“ウザ絡み”といえば、昨年8月に生放送された同局の東京五輪関連番組『くりぃむしちゅーの!レジェンド東京五輪メダリスト総勢23人大集合!生放送SP』が思い出される。
この時も上田が新型コロナウイルスに感染しており、ピンチヒッターとして有田が同局・水卜麻美アナウンサーとMCを務めることに。しかし、スケートボード女子ストリートで日本人史上最年少のオリンピック金メダリストとなった当時13歳の西矢椛選手に対して、「結構、転ぶ? 痛い?」「あんま防具つけない?」と小さな子どもに話しかけるように質問するなど、“ウザ絡み”を連発。バラエティ慣れしていない西矢選手は苦笑いを浮かべ、スタジオは微妙な空気に包まれていた。
「当時、視聴者から『西矢選手を子ども扱いしすぎ』『五輪選手に対するリスペクトがない』などと批判が集まっていました。深夜番組などでは、後輩芸人への“愛のあるイジリ”がウケている有田ですが、俳優やスポーツ選手などに対しても執拗にいじる場面があり、『やりすぎ』『かわいそうで見るに堪えない』と不快感を訴える視聴者も。ストッパー役の上田が不在の番組では、有田を若い子と絡ませるのは危険といえそう」(同)
またもや上田の療養中に、視聴者から苦言が相次いでしまった有田。芸風とはいえ、くりぃむしちゅーの好感度を下げる原因にならないといいが……。