お笑い芸人・くりぃむしちゅーが司会を務めるバラエティ番組『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系)。9月11日の放送回には、ゲストにタレント・井上咲楽が出演したものの、活躍する場面がほとんどなく、視聴者から「存在感ゼロ」と指摘されてしまった。
この回では、「サビを歌ってタイトルを答えろ! クイズ! サビカラメドレー!」と題したクイズ企画を放送。井上は、くりぃむしちゅー・有田哲平、歌手で俳優の大友康平、お笑い芸人のハリセンボン・近藤春菜とチームを組み、フリーアナウンサー・高橋真麻らのチームと対戦した。
「サビ以外のカラオケ音源を聞き、曲のサビがわかったチームメンバー1人が実際にその曲を歌い、残りのメンバーで曲名を当てるというクイズでした。しかし、井上は有田が光GENJIの『パラダイス銀河』、大友が松田聖子の『青い珊瑚礁』を熱唱する中、不安げな表情を見せることに。ほかにも、Mr.childrenの『名もなき詩』や、I WiSHの『明日への扉』が出題されたものの、井上は解答できず、近藤が連続で歌唱する場面もありました」(芸能ライター)
井上は松たか子の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」のみ歌ったものの、それ以外はチームメンバーに任せるような状況に。続いて、1980年代、90年代、2000年代以降の楽曲から、Aメロ、Bメロを聞き、サビを歌って合っていればポイントをゲット、間違えた場合はマイナスになるというクイズが実施されたが……。
「こちらで井上は、なんと1曲も歌わないという“置物状態”に。『こんなにみんなが何を言ってるかわからない番組、初めてです』と困惑する様子を見せており、有田は『ちょっと、咲楽ちゃんは無視しよう』とイジっていました」(同)
そんな井上の様子に対し、ネット上では「井上咲良は何やってたの? 存在感がゼロだった」「何も答えない人をクイズ番組に出すとか、完全にミスキャストでしょ」「間違ってもいいから、何か答えればよかったのに。それすらしないのは問題」といった批判的な声が噴出していた。
そんな井上だが、今年4月から、同局の長寿番組『新婚さんいらっしゃい』のMCに抜てきされ、同じく司会を務める藤井隆と共に、おおむね好評を得ているようだ。
「桂文枝と山瀬まみが長年続けてきた番組だけに、出演が決定した当初は、ネット上に『山瀬まみの後任が務まるとは思えない』といった心配の声が多く上がっていました。しかし、現在では『藤井さんと咲楽ちゃんのコンビになってから、面白くて毎週見てる』『井上咲良のツッコミが鋭くて好き』などと、好評の声が増えている印象です。本来ならバラエティで活躍できるはずの井上ですが、『くりぃむナンタラ』の企画とは相性が悪かったのかもしれません」(同)
“置物状態”になってしまったことが、ほかの仕事に影響しないとよいのだが……。