音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』をはじめ、テレビアニメ化も果たしたイケメン役者育成ゲーム『A3!』(TOKYO MXほか)や、アイドル育成リズムゲーム『アイドリッシュセブン』(同)などの人気コンテンツで声優を務める白井悠介。9月12日付のニュースサイト「Smart FLASH」が、白井と元アイドル女性の結婚と息子の存在をスクープし、ファンに衝撃が広がった。一方、声優業界関係者によると、今後女性関係のスキャンダルが懸念されている“要注意人物”がいるという。
今回の記事によると、白井はかつてアイドルユニット・中野風女シスターズや、男装アイドルユニット・風男塾のメンバーとして活動していた作家の原田まりると結婚。白井が都内の保育園に息子を送り届けた後、妻と銀座でデートをする様子を写真付きで伝えており、記者の直撃を受けた白井は、記事の内容を認めた上で、「子どものこともあったので、落ち着いてから発表しようと迷っていて、今年中にはと考えていました」と回答した。
また、報道翌日の13日には、自身のTwitterや所属事務所の公式サイト上に直筆メッセージを掲載し、「記事の内容に関しまして自分の口から先にお伝えすることができず、唐突な発表になってしまいご迷惑やご心配をお掛けしてしまいました事を重ねてお詫び申し上げます」(原文ママ、以下同)と謝罪。
さらに、「一人の父親として子供の笑顔を守っていけるようしっかり責任を担っていく次第です」と決意を新たにし、「声優としてもこれからいろんな作品に出演できるようにさらに誠心誠意努めさせていただきます」「まだまだ未熟者ではございますが、応援してくださっている皆様の期待に応えられるように精進して参りますので、今後とも宜しくお願い致します」と、ファンに呼びかけた。
ネット上では「すっぱ抜かれる前に発表してほしかった」「こんな形でバレるのしんどい」「ショックが大きい」とネガティブな声が上がっている一方、「謝ることじゃないし、おめでたいことは確か」「パパだったとは驚いたけど、幸せな報告で何より」「注目されるくらいに有名になったという現実に涙した。おめでとう」と好意的な意見や祝福の声が多数寄せられている。
今回の白井のように、昨今、週刊誌で声優の交際や結婚、不倫などのスクープが相次いでおり、今年に入ってからは、6月にテレビアニメ『炎炎ノ消防隊』(TBS系)の森羅日下部役などで知られる梶原岳人と、元HKT48で現在は声優として活動する山田麻莉奈の熱愛が、ニュースサイト「文春オンライン」で発覚。
8月には、人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ(テレビ東京系)の日向マコト役で知られる優希比呂が、元教え子で既婚者女性との不倫を「フラッシュ」(光文社)に報じられた。
以前は“裏方稼業”とされていた「声優」という職業。スキャンダルが取り上げられる機会が増えたのは、「イベントやテレビ出演、アーティスト活動など、“顔出し”で活動する機会も増え、よりタレント化してきていることの表れ」だと、業界関係者は語る。
「声優本人はもちろん、ファンにとっても、交際や結婚、不倫などのプライベート情報を一方的に報じられることは、何のメリットもありません。特に、声優業のほかアーティスト活動をしている者は、“ファン離れ”が顕著に売り上げに表れますから。しかし、十数年前に比べると今はファンの間口が広がり、ライトな層も増えました。2008年12月に宮野真守が“授かり婚”を発表した際は、ショックのあまりCDを叩き割ったりして荒れ狂うファンがネット上に続出しましたが、今第一線で活躍している男性声優のファンは、“推し”が結婚すれば素直に祝福しますし、子どもができれば一緒に喜んでいる印象です」(同)
とはいえ、タレント側からすると、週刊誌のえじきにならないよう、以前にも増して気が抜けない状態だろう。そんな中、今後スクープ噴出が懸念されている“要注意人物”はいるのだろうか。
「まず頭に浮かぶのは、業界内で以前から『女癖が悪い』と有名なXです。ただ、彼も年齢が年齢ですし、最近ではとある仕事現場での発言から、既婚者ではないかとうわさされています。本人からは何のコメントもありませんので、真相は闇の中ですが……。また、最近顔出しの仕事が増えているYも注意が必要。彼も同じくあちこちの女性に手を出しています。ただ、非常に賢いので、万が一マスコミに嗅ぎつけられた際の仕事への影響を鑑みて、現在はおとなしくしているのではないでしょうか。そのほか、昨年9月にニュースサイト『週刊女性PRIME』で十数年前に結婚し、2人の子どもがいると報じられた下野紘のように、結婚を公表していない40〜50代の男性声優も注意が必要でしょう」(同)
テレビのバラエティ番組で見る機会も増えてきた声優たち。活躍の場が広がった今、ファンを悲しませることがないよう、スキャンダルには十分注意してほしいところだ。