5人組YouTuberグループ・コムドットのチャンネルでは、「せいらweek」と銘打ち、リーダー・やまとの実妹で自身もYouTuberの“せいら”が1週間にわたり毎日登場。せいらが女性ファッション誌「ViVi」(講談社)の専属モデルに就任したことを、コムドットが盛大にお祝いしている。
15日に公開された動画「【新時代】妹せいらとノープランで遊びに行ったら盛り上がりすぎたwwwwww」では、せいら自ら「ViVi専属モデルに決定しました」と視聴者に報告。加えて、21日に発売される11月号の表紙をせいらが単独で務めることも明かされると、ひゅうがは「これは俺らの力とかではなく、せいらの努力あってこそ」と強調し、ほかのメンバーも「かわいくなった」「きれいなってる」「洗練された」とせいらの成長ぶりを繰り返し称賛した。
「現在21歳のせいらは、昨年3月にYouTuberデビューし、現状のチャンネル登録者数は67万人。今年6月に発売された『anan』(マガジンハウス)のスペシャルエディション版で表紙を務めるなど、モデルとして活動の場を広げています」(芸能記者)
前出のコムドットの動画では、「ViVi」編集長がせいらに“専属モデル決定”を告げる瞬間の様子も公開されていて、この時、花束を持ったコムドットがせいらの前にサプライズで登場。「ViVi」編集部は、4月にコムドットを特集したムック「ViVi men まるごと1冊コムドット ONドットバージョン」と「ViVi men まるごと1冊コムドット OFFドットバージョン」を同時発売したりと、コムドットと親密な関係が続いているようだ。
「ちなみに今年は、3月に発売されたコムドット初の写真集『コムドット写真集 TRACE』や、8月に発売されたやまとの著書『アイドル2.0』、12月に発売予定の『コムドット写真集 JOURNEY』(プレミアム版は11月25日発売)を、『ViVi』の発行元である講談社が刊行しています」(同)
そんなコムドットを押してきた「ViVi」の専属モデルに、妹のせいらが決定したとあって、ネット上では「せいらちゃんの専属、本当にうれしい! やまとくんとの誌面共演も楽しみ」「コムドットが出た時しか『ViVi』買ってなかったけど、せいらちゃんが専属モデルになるなら、毎号買う!」「せいらちゃん、おしゃれだし、きれいだから大好き。一番好きなモデルさんとして応援させていただきます!」と好意的な声が相次いでいる。
しかし、コムドット人気に便乗したコネという印象も否めないようで、「ViVi」読者などからは「せいらさんは嫌いじゃないけど、いきなり表紙はコムドットファンに媚び売りすぎ」「どう見ても背後にいるコムドットの便乗商法。ほかのViViモデルにも、モデル目指してる人にも失礼」「こんな決まり方して、にこるん(『ViVi』専属モデルの藤田ニコル)とか、内心むかついてそう」といった書き込みも。
さらに、2012~19年に同誌専属モデルを務めるも、一度も単独表紙が叶わなかった河北麻友子を引き合いに出し、「麻友子ちゃんは、一度も単独表紙を飾れなかったのに……」「河北麻友子は単独ダメで、せいらはOKとか、基準がわからない」と扱いの差を疑問視する声も見られる。
「雑誌業界が不況に見舞われる中、コムドットが登場した雑誌は売れるとあって、講談社に限らず、今や出版各社がコムドットを取り合っている状況。そんな中、せいらを専属モデルに起用すれば、コムドットがそれをYouTubeで盛り上げてくれるため、雑誌的には大きな宣伝効果が期待できそうです」(同)
今月15日には、やまとから「せいらViVi専属モデル決定おめでとう 何か新しい事を始めた時、必ず批判や僻みがつきまとうのが世の常です」「背中には日本最強の兄貴たちがついてるから思いっきりモデル楽しんでください」などと、Twitterで応援メッセージを送られたせいら。この先、「やまとの妹」ということを読者に忘れさせるほど、ビッグなモデルに成長することを願うばかりだ。