• 日. 12月 22nd, 2024

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「写真のチェックはマスト」「手を加えすぎて“CG化”」取材陣が明かす、声優たちの“裏の顔”

 アニメやゲームへのアテレコ、海外ドラマや映画の吹き替え、番組ナレーターなど、かつては“裏方稼業”として知られていた「声優」という職業。近頃は、『鬼滅の刃』(TOKYO MX)シリーズや『呪術廻戦』(TBS系)をはじめとするヒットアニメに乗じて、ドラマやバラエティ番組に“顔出し”でゲスト出演したり、女性向けファッション誌で特集が組まれるなど、芸能人にも引けを取らない活躍を見せる者も多く存在する。

 以前よりも露出の場が増え、世間からの注目度が高まっている彼らだが、取材陣だけが知る“裏の顔”はあるのだろうか? 「取材態度がいい声優」について、声優誌ライターは以下のように語る。

「取材態度は基本的にみんな悪くないと思いますよ。そこそこ有名な声優は、大抵取材慣れしていますからね。これはあるベテラン声優から聞いた話ですが、今より声優という職業の一般認知度が低かった20年ほど前は、声優サイドより、取材を行う記者の態度が良くないことが多かったとか。当時『声優』という職業は今ほど表舞台に出ていませんでしたから、作品についてろくに下調べをせずにキャラクターについて聞いてきたり、的外れな質問をされることも多く、『舐められている』と感じたそうです」(同)

 そんな失礼な記者たちにも丁寧に接していたのが、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの碇シンジ役で知られる緒方恵美や、綾波レイ役で知られる林原めぐみだったという。

「第一線で活躍していた彼女たちが、毅然とした態度できちんと受け答えをしていたことは、記者たちのスタンスを改めさせるきっかけになったはず。今ではどの編集者も、丁寧に下調べしてインタビューに望んでいるようですよ」(同)

 一方で、編集者から煩わしく思われている声優も存在するようだ。

「昔から『写真チェック』に口うるさい声優が多いんです。声優に限らず、取材時に撮影した写真を事務所サイドや本人が確認したり、特に女性芸能人の場合は後から“修正”の指示が入ることはよくあります。同じように声優も、昔から現在まで、基本的に写真のチェックはマスト。性別関係なく、レタッチの要望を出している声優も多数存在します。以前は“裏方稼業”とされていた職業ですし、ルックスに自信のない声優も多いようで、中には手を加えすぎて、仕上がった写真が“CG化”している声優もいますね(笑)」(同)

 活動の幅が広がり、“声”はもちろんビジュアルを重視されつつある昨今、声優たちや編集者たちの苦労は多そうだ。

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