KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)が10月3日深夜に放送された。この日は堂本光一が登場し、9月に帝国劇場で上演されていた舞台『DREAM BOYS』(以下、『ドリボ』)で主演を務めたSexy Zone・菊池風磨について語る場面があった。
2004年1月に滝沢秀明主演の『Magical Musical「DREAM BOY」』として幕を開け、以降、キャストや内容を変えながら毎年のように上演されてきた『ドリボ』。光一は20年から演出を担当しており、昨年に引き続き主人公・フウマを演じた菊池に演技指導を行っていた。
この日、番組には今年の『ドリボ』について、「初日の取材で風磨くんが『去年、光一くんに“デススパイラル”のシーンで“とにかく迷え”と言われたので、今年の稽古でも言われた通り迷っていたら、“お前なんでそんなに彷徨ってるんだ”と言われた』という話をしていました。風磨くんへのアドバイスは、去年と今年で違ったんですか?」というメールが到着。
「デススパイラル」は、フウマが人形に囲まれて彷徨うシーンのこと。舞台初日の9月8日に行われた囲み取材の中で、菊池は振付師づたいに光一から「何でお前そんなに彷徨ってるんだ」と指摘されたと明かした上で、「『コウイチーッ!』って思いました」と話し、ファンの間で話題を呼んだ。
リスナーからの質問に、光一は「これね、風磨が多分勘違いしてるんだよな」と苦笑い。「風磨は多分、面白おかしく話したからこうなった(こういう話になった)っていうのもあると思うんだけど、実際は、ずーっと彷徨ってる感じ(の演技)が長すぎたので、もうちょっと間に振りっぽいことを入れたり、もうちょっとバリエーションをつけたいという話を、振付チームと話をして」いたそう。
それが菊池には「なにずっと彷徨ってるんだ」というように伝わったようで、「去年と今年で演出の方向性が違ったとか、そういうことではないです」とのこと。光一は菊池の言葉を思い返したのか、「フフフッ」と笑い声を漏らしつつ、あらためて「面白おかしく話してたんじゃないですか?」と、あくまでも菊池の“サービストーク”だったことをアピールしていた。
このエピソードに、ネット上では「風磨くん、光一くんにチクられてて笑った」「風磨くんは本当にメディア向けに面白おかしく話してそう」「後輩は面白おかしく言いたかったんだろうと、フォローまで入れた光一さんは本当にデキる先輩だわ」「光一さんと風磨くんの関係性が見えた」「風磨は砕いて(面白く)言うところがあるから、光一くんの主旨は理解していたんだと思う」などの声が集まっていた。