11月9日にニューシングル「ツキヨミ / 彩り」をリリースするKing&Prince(キンプリ)。発売に先駆け、グループの公式YouTubeでは「King & Prince『ツキヨミ』YouTube Edit」(10月11日)を公開しており、再生回数は13日時点で220万台に届くなど、注目を集めている。そんな中、一部メンバーに関して“映る回数が少ない”といった不満の声が上がり、ファン同士の意見が対立している状況だ。
「同曲は、平野紫耀が主演を務め、10月21日にスタートするドラマ『クロサギ』(TBS系)の主題歌です。11日アップのYouTube Editバージョンは平野のワンショットから始まり、彼の歌い出しの後は高橋海人、永瀬廉と歌唱パートごとにソロカットが入っています。しかし、岸優太の歌唱パートでは本人よりも先に平野が映ったり、ほかのメンバーが歌っている時にも平野がメインの映像になっていると、一部のファンが問題視。主に岸や神宮寺勇太のファンが不満を訴えています。ちなみに、ドラマ主題歌ということもあるのか、ダンスシーンも基本的に平野がセンターです」(ジャニーズに詳しい記者)
ネット上には、「岸くんのパートなのに、なんで平野をアップにするの? 偏りがありすぎる」「岸くんのパートを平野と全体の映像で潰したのは根に持つ」「神宮寺くんが歌っている時には本人を映してほしかった」「紫耀くんを推したい気持ちはわかるけど、ほかのメンバーにも目を向けてほしい」などと愚痴が上がっている。
「さらに、『神宮寺と永瀬はバックダンサーじゃない。ただでさえ少ない2人のパートくらい本人を映して』『岸くんがあんまり写ってないけど、神宮寺くんはもっと写ってない……。ダンスシーンもメンバーが紫耀くんのバックダンサーに見える』などの指摘も。中には、メンバーそれぞれの“映っている秒数”を計り、最長の平野と比較して『不公平』だと訴えているツイートもありました」(同)
しかし、こうした不満や愚痴に対して、「さすがにごちゃごちゃ言いすぎ。ファンが推しを悲しませてどうするの?」「なんでこんなにしょうもないことで揉めるの? ミュージックビデオが公開されてうれしい気持ちに水を差されて嫌になった」「自分が応援しているタレントのことを『バックダンサーみたい』なんて、よく言えるなってあきれる」と不快感をあらわにするコメントも少なくない。
一方で、CDの売り上げやMVの再生回数を気にかけるファンは「正直、内輪揉めしている場合じゃない。誰がセンターとかじゃなくて、ほかのグループの数字と競わないと」「全キンプリファンは内輪で揉めるのはおしまいにして、『ツキヨミ』のYouTubeを再生しよう!」と呼びかけていた。
今回の動画に疑問や怒りの感情を抱いている人が一定数存在するものの、あくまでこれは「YouTube Edit」であり、本来のMVだと構成が変わっている可能性もあるだろう。歌番組では5人がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今後のステージにも期待したいものだ。