――ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジャニーズJr.に降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。
B美 ジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanの全世界デビューが9月29日に発表されたね~!! 10月28日に配信リリースをもってメジャーデビューするっていう、ジャニーズ事務所では新たな試みだとか。
C子 一部のファンは、CDでのデビューじゃないことに不満を抱いているものの、結果的にデビューが決まってよかったと思うよ~。運命の日まで、いよいよ1カ月を切ったね。
B美 一方で、Jr.ファンの間では早くも「次のデビューはどのグループか」って話題になってる。候補の筆頭はHiHi Jetsか美 少年か……。関西Jr.だと、Aぇ! groupも勢いがあるから、Hi美より先の可能性もあるよね。
C子 順当にいけば、HiHi Jetsじゃない? 結成されたのは、美 少年よりも1年前の2015年だったよね。先月30日放送の『ザ少年倶楽部生放送スペシャル』(NHK BSプレミアム)では、HiHi Jetsのオリジナル曲をVTRで“ほぼ全部見せ”してて、明らかに扱いが良かったもん。
B美 HiHi Jetsといえば、「J-GENERATION」2022年11月号(鹿砦社)に『HiHi Jets Spring Paradise 2022 ~CRUSH THE FRONTLINE~』のレポートが載ってたよ。これは今年の3・4月に行ったツアーだね。
C子 どれどれ、見せて~!! この公演は、ジャニーズJr.の公式グッズを扱う「Johnnys’ ISLAND STORE」の公式オンライン限定・受注生産でDVDが販売されたみたい。リリース日は12月24日だから、その前に「Jジェネ」で写真が見れるのはうれしいなあ。
B美 最初の24ページには、メンバー5人が円になっているカットが載っているね。これ、作間龍斗と井上瑞稀が完全に後ろを向いている姿をとらえているけど、ここまでアイドルのつむじが見られる写真って珍しい。
C子 ホントだ~。作間のボンバーヘアと、みじゅきのまんまる頭の対比がいい感じ。ところで、25ページの作間と猪狩蒼弥は、2人そろってジト目をしてるけど、一体何があったの!?
B美 言われてみると、明らかにドン引きしている時の表情みたい(笑)。作ちゃんの隣にマイクを持っているメンバーの腕が見切れていて、衣装から推測すると、たぶん高橋優斗かな……? 2人の顔は、ゆうぴが話していることに対するリアクションって感じだよね。そんなあきれられるようなトークだったのかな。
C子 この時期のガリさんは、髪に紫のメッシュが入ってたんだね。28ページのソロショットなんて、2.5次元舞台に出てきそうなビジュアルだよ。カラフルな衣装もそれっぽい。
B美 わかる~! ただ、これはまだ顔がハッキリ見えているからいいんだけど、29ページだと目元が隠れがちなのがもったいないのよね。前髪が長い上に、サングラスをかけたり、帽子を被っているからさ。ガリさんのソロページは、そこがちょっともったいないかな。
C子 次の橋本涼は、ホントに色気があるね~。31ページで女性のマネキンを抱きながら歌っている写真なんて、実際に現場で見たら「キャー!」ってなるやつじゃん。
B美 赤いセクシーなドレスを着たマネキンに密着しながらも、余裕そうに歌っているのが最高だね。でも……こうやって写真で見ちゃうと、ちょっとシュールかも。当然だけど、“マネキン感”が強い(笑)。遠目からなら、本当の女性っぽく見えるのかな。
C子 まあ、こんなふうに写真をじっくりと見れるのも「Jジェネ」ならではだよね。31ページ左下のカットだと、ピンクの豹柄の衣装を着ているけど、今どきこんなに派手な柄が似合うジャニーズ、そうそういないよ。
B美 ピンクの豹柄衣装というと、32ページの作ちゃんも着ているね。はしもっちゃんはいたずらな笑みを浮かべている瞬間が切り取られていた一方で……、作ちゃんは“チベスナ顔”(チベットスナギツネのような顔)じゃない?
C子 確かに、めっちゃチベスナだわ。目の焦点も合ってなくて、“心ここにあらず”って感じなのに、どういう気持ちで指をさしてるんだろう? 33ページに目を移すと、ちょっとしたスマイルが見られてうれしいけど。
B美 33ページ右下の写真は、王子様ふうの衣装がサマになってるね~。あ、作ちゃんバージョンもよかったけど、同じ衣装のみじゅき(35ページ左下)は、ハイトーンカラーのヘアスタイルも相まって“海外のプリンス”って感じで素敵。Jr.時代のなにわ男子・西畑大吾の衣装についてた赤いマントみたいなのがアクセントになってる。
C子 みじゅきは、童話とかに出てくる王子様みたいだね。童顔っていうのもあって、ちょっと“着させられてる感”は否めないけど。
B美 前号の美 少年のコンサートレポもそうだったんだけどさ、「Jジェネ」の写真はアングルが独特。ステージの少し斜め上から撮ったような写真が多いから、人によってはうつむいているようなカットもあるけど、ゆうぴはわりと正面から激写しているから、ファンは絶対チェックしてほしい。
C子 26ページに書いてあるけど、鹿砦社からはこのコンサートをまとめた『HiHi Jets ZENSHIN JET!』っていうフォトレポートも出ているみたい。もっと写真は見たいって人は、探してみるといいかも。
B美 HiHi Jetsに続いて、38~45ページには「金指一世 もっと知りたい!」という美 少年・金指くんの特集もあるよ。38ページにも「最年少メンバーとしてめざましい成長を遂げている」「少年から大人になりつつあり、ビジュアルもイケメン化が激しい」(原文ママ、以下同)と書いてあるけど、本当に顔が整ってるよね~。「伸びしろいっぱいの彼の魅力に迫ります」だって。
C子 すっかり大人っぽくなったよね~。44ページで自転車に乗っている写真は普通の高校生っぽく見えるのに、41ページ下の両手を広げて歌っている写真とか、スゴく色気があるもん。こういう男らしい表情も、前よりバチッとキメることが増えてきたなって思う。
B美 何より、45ページのセットにもたれかかって座っている横顔の写真は、まさに“絵になる美 少年”って感じ。ファンはこの1ページだけでも購入必至だよ!
C子 ホント、少女漫画の扉絵みたいに美しいね。まだ18歳の金指くんだけど、20代に向かうにつれてどんな男性になっていくのか、これからも成長が楽しみだわ~。
B美 Jr.について語ってきたけど、今号の巻頭特集はKis-My-Ft2だったね。「Kis-My-Ft2 未公開ソロショット集!」と題して、最近のツアー写真を大放出してる。1ページ目にも書いてあるけど、玉森裕太は大忙しだよね。7月期の連続ドラマ『NICE FLIGHT!』(テレビ朝日系)に続き、今期は『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』(日本テレビ系)で主演を務めてるし。
C子 キスマイメンバーといえば、最近はKinKi Kids・堂本光一のライバル役で舞台『Endless SHOCK』に出演した北山宏光の好演ぶりが話題だったよね。北山くんは9月の福岡・博多座公演に出ていたけど、SNS上には連日にわたって大絶賛の感想があふれてた。
B美 「歴代ライバルの中で北山くんが一番よかった」なんて声も目にして、北山ファンとしてはうれしかったな~。しかもこれ見てよ、2ページ目のあざといカットを!! フードをかぶって流し目をしている写真は色っぽいし、3ページのポカーンと口を開けた写真はかわいい。童顔・小動物系の愛らしい表情から一転、4ページは少しクールな表情の写真もあって、いろんな姿が見られる。
C子 “ギャップ萌え”ってやつだね。対するガヤさん(藤ヶ谷太輔)は、ヒゲが生えてる時期の写真だね。ガヤさんのヒゲって、ファンの間では賛否両論あったし、どちらかというと否定的な意見のほうが多い印象だった。
B美 そうなのよね~。でも、役作りでヒゲをたくわえていたら仕方ないとは思う。主演舞台『野鴨 -Vildanden-』が9月に閉幕したからなのか、10月4日に「サッポロ一番」の会見に登壇したときは、ヒゲを剃っていたね。
C子 「Jジェネ」だと、全部おヒゲ姿のガヤさんだから、こっちのビジュアルが好きな人はうれしいかも。ところで、10ページ右上の玉ちゃん、子犬感が強くない? なんていうか、トイプードルっぽい。パーマ具合がワンちゃんみたいだからかな。ちょっと口を前に出しているのも、あざとかわいい。
B美 11~13ページの千賀健永は、お肌がキレイで目はキラキラ、唇もツヤッツヤ。アイドルというより、もはや“美容家”って感じ。11ページにも「ジャニーズきっての美容マニア」と書いてあるね。
C子 ちょっと、11ページを見て! 「ジャニーズに入所した頃からコンプレックスだった鼻や口元、フェイスラインを克服すべく、ヒアルロン酸注射やボトックス注射といった美容医療に力を入れている」と紹介されてるよ。本人もテレビとかで話しているから事実なんだけど、こんなふうにコンサート写真と一緒に施術情報が並ぶのは斬新すぎる。
B美 確かに、普通のアイドル誌とかでは絶対ないよね(笑)。さすが、写真だけじゃなくてテキストも充実してる「Jジェネ」だわ~。
C子 千ちゃんは美肌だしヘアスタイルも美しくキマっているから、まるでお人形のようだったけど、15ページの宮田俊哉はなんかホッと安心するビジュアルだね。前髪が短めの坊っちゃん刈りで、まるでお笑い芸人のもう中学生みたい。寝癖みたいのもついちゃってるし。
B美 みやっちを見てると、癒やされるよね。あ、でも16ページを見ると、もう中ヘアじゃなくて、前髪を真ん中分けにしている時の写真もある。これは爽やかだね。左下の“ぷく顔”は女性アイドルみたいでかわいい~!!
C子 横尾渉は、元気な写真が少ないのが残念。弾ける笑顔がないっていうか……。基本は口を閉じちゃってるもん。メガネをかけているのも影響して、真顔だとちょっと気難しそうに見えちゃうね。
B美 17ページのマイクを持っている写真なんて、歌っている最中というよりは、静止画だと投資とか資産運用セミナーの講師みたい(笑)。後ろにホワイトボードがあっても違和感ないと思うわ。
C子 18ページには、少し笑みを浮かべている写真もあるけど……。もう少し楽しそうにしてる姿も見たかったな~。逆に、横尾さんのクールな表情が刺さるって人にはオススメ!
B美 22ページ右下の二階堂高嗣は“ザ・カワウソ顔”だわ。お口をキュッと結んでいてキュート。ニカも笑顔のカットは少ないかな~と思ったけど、横尾さんのソロページに戻ると顔つきの違いに驚くわ。本当に同じコンサートをやってるのかと思うぐらい。
C子 それぞれ、キスマイメンバーのいろんな表情が見れて楽しかった~。あと、9月には「渡辺翔太 美容番長に学ぶ!ビューティーケア事情」という特集もあるんだね。千賀さんだけじゃなく、Snow Man・渡辺もかなりの美容マニアだもんな~。
B美 タイトル通り、これはなべしょの美容法や名言を集めた企画なのよ。美容に目覚めたきっかけは、肌荒れに悩んでいた時期に千賀さんの家に遊びに行ったこと……とか、歴史もたどれるしね。美容へのこだわりとか、過去の本人の発言をピックアップしているから、同じく美に興味ある人は読み応えがあると思う。
C子 しかも、54ページには「渡辺愛用のスキンケアアイテム」が一覧になっているじゃん!! 渡辺ファンにとってうれしい内容だね。あと、私は56~65ページの「大倉忠義・横山裕 関西Jr.を育てるプロデュース活動」も気になるな~。
B美 そうそう、Jr.時代のなにわ男子をはじめ、Aぇ!group、Lil かんさいらの写真がズラリと並んでいたよ。57ページ上の写真、見てよ。たぶん結構前の写真なんだけど、しゃがんでるLil かんさい・當間琉巧と大西風雅の顔が小さすぎて、豆みたいじゃん。
C子 こう見ると、大きくなったね~。琉巧、クリクリのおめめがかわいすぎるわ。左端に嶋崎斗亜もいるね。下の写真は、なにわ男子・大橋和也と藤原丈一郎、Aぇ!group・草間リチャード敬太、俳優として活動する室龍太か。横顔だけど、Snow Man・向井康二も写ってる。
B美 関西Jr.時代を知らなかったSnow Manファンには、ぜひ見てみてほしい。こうやってほぼおそろいの衣装で横並びになっていた5人が、今じゃ別の場所で活躍してるんだから、スゴいよね。エモい写真だわ~。
C子 58ページは「なにわ男子の結成」っていうトピックで、おそらく18年10月当時の写真かな? やっぱりみんなフレッシュだわ~。長尾謙杜とかも顔つきが幼くて、大橋くんもあどけなさが残っているね。59ページのAぇ! group・正門良規も、言っちゃ悪いけどまだ垢抜けないなあ。
B美 髪型のせいなのか、なんかもっさりしてるね。この頃のファンからすれば、後にこの子が大阪・松竹座でソロコンサート『正門良規 Solo Live SHOW with 関西ジャニーズJr.』(2022年2~3月開催)をやるような存在になるとは思えないだろうな~。
C子 すでにリチャードと末澤誠也は成長期を終えた感じだしビジュアルも今とさほど変わらないけど、正門の場合は60ページの集合写真でも、あんまりオーラが感じられないね。佐野晶哉は今よりも華奢だわ。
B美 60ページ上の写真だと、りとかんの風雅が急にシュッとしてる。さっき挙げた57ページは、見るからに子どもだったのに~。この特集は、関西Jr.に疎い人にはピッタリだね。彼らの勢いはどんどん増しているから、今のうちに勉強しておくといいかも。
C子 78~83ページの特集は「三宅健 ソロデビュー アイドル路線まっしぐら!」だって。健くん、10月12日からV6解散後初のソロツアー『Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022』が始まったから、そのタイミングに合わせた企画なんだね。「Jジェネ」に載っている写真はV6時代のものだけど、わりと懐かしいカットも多いんじゃないかな。
B美 79ページ右上の写真は、腕にフリンジがついた赤いシャツを着ていて、ハットもウエスタンな雰囲気があるね。どこか見覚えがあるような……と思ったら、少年隊・東山紀之が「愛しのナポリタン」(トリオ・ザ・シャキーン、07年)を歌う時に着ていた衣装とよく似てる。
C子 トリオ・ザ・シャキーンは、東山が主演した連ドラ『喰いタン2』(日本テレビ系、07年4月期)から誕生した期間限定ユニットで、出演者の森田剛と、須賀健太の3人で活動していたね。V6のコンサートで歌って、ほかのメンバーが須賀健太くん役で、健くんはヒガシのポジションだったのかも……? パロディなのかはわからないけど、健くんが着ていても変な感じに見えない。それと、80ページで着用しているパンダのビッグTシャツは、反則級に似合ってる!
B美 健くんって、こういうラフな服装も、アイドル衣装もなんでもうまく着こなしちゃうね。今回のツアーの衣装とか、ステージがどうなるのかも楽しみ。今後「Jジェネ」でレポートが見れるといいな~。
C子 巻末の「ジャニーズ王子様図鑑」は、Jr.内ユニット・IMPACTorsの佐藤新、少年忍者・織山尚大をピックアップしてる。7月に始まったドラマ『高良くんと天城くん』(MBSほか)でダブル主演を務めているコンビか~。このドラマは同名のボーイズラブマンガ(KADOKAWA)が原作なんだよね。
B美 今回も果たして王子様なのか……? と疑問を抱いちゃう人選ではあるけど(笑)。ただ、84ページに「原作マンガのキャラクターにそっくりと話題になっています」「マンガから飛び出したような王子様の2人です」と書いてあって、そういう意味ではなるほどなって感じ。
C子 でも、やっぱりテキストを読むと王子様の定義とは……と疑問に思っちゃうね。だってチェックポイントが「BLを演じている!」「同期」って、これはもう王子様関係なく、ただの共通点じゃん(笑)。
B美 まあまあ、「Jジェネ」ならではの視点ってことで大目に見ようよ。って言ってるそばから、84ページは「根性がある」だって。なんか、キラキラした王子の世界観なのに、泥臭い表現はイヤだな~。さすがにここはツッコミを入れたい。
C子 写真に焦点を当てると、87ページの織山くんは、王子様というよりはいいとこの家で育ったお坊ちゃまっぽい。新くんは、88ページ右下の白いジャケットの衣装は気品があって王子様“風”だわ。隣の全身写真は、黒髪のマッシュルームヘアで、部活帰りの男子中学生みたい。派手な衣装とのギャップがいいね!
B美 Tシャツ姿は一般の男子に紛れていてもわからないけど、右上の2枚は自信に満ちあふれている表情をしていて、まるで別人じゃん。もうIMPACTorsが結成されてからの写真だろうし。あっ、Tシャツを着た写真の新くんは、親指から手首にかけて肌色のテーピングみたいのを巻いてる。ちょうどチェックポイントの「根性がある」と書かれているから、よくよく見るとテーマにピッタリの写真だったわ。
C子 巻末に「懐かしMC プレイバック! Vol.91 A.B.C-Z」もあるし、Jr.からデビュー組まで網羅している1冊だったね。次号も楽しみ!