料理がまったくできない主婦の私。もう何年も夫が料理を担当していますが、子どもの成長とともに「いやでも作らなあかん時」に見舞われるように……。そこで「かんたん」「ラクチン」とTwitterで話題のレシピにチャレンジしていきます!
今日のレシピ:【長ネギのとぐろ焼き】『家事ヤロウ!!!』平野レミ
『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)のインスタグラムで、「平野レミ生涯名作レシピ」と題された「長ネギを丸ごと豚肉で巻いて焼いちゃう!」という斬新な料理を発見してしまいました。完成画像を見て思ったのは、長ネギを「どうやってとぐろ巻きにするの?」ということ。その方法が純粋に知りたい!
しかも、長ネギを丸ごと焼くようですが、果たして無事に中まで火が通り、甘い長ネギの味を楽しめるのだろうか。料理が苦手な筆者としてはチャレンジするまで3日ほど悩んだのですが、困ったときは料理ができる夫に助けてもらおう。ということで、意気揚々とチャレンジしてみることにしました!
材料 | 分量 |
長ネギ | 5本 |
しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉 | ネギ1本につき5~6枚 |
塩 | 適量 |
黒コショウ | 適量 |
小麦粉 | 適量 |
(レシピは『家事ヤロウ!!!』公式アカウントより)
材料を用意しました。長ネギ、しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉、塩、黒コショウ、小麦粉で準備完了です。インスタグラムの説明では長ネギを5本用意していましたが、今回はフライパンの大きさの関係で4本でチャレンジします。
(1)長ネギ5本を切り落とさないように2~3mm幅に斜めに切り込みを入れ、反対側も縦で切り込みを入れジャバラ切りにする
★長ねぎの両面に切り込みを入れると、とぐろ状に巻きやすい!
なるほど、長ネギを丸くしようと思ったら、このようなテクニックが必要になるのか……と感心しながら慎重に包丁を入れていきます。
(3)(1)の1本につきしゃぶしゃぶ用の豚バラ肉5〜6枚を巻いて、塩・黒コショウを各適量ふり、小麦粉適量を薄くまぶす
(4)フライパンに油を引かず、外側からとぐろを巻くようにネギを入れる
(5)初めは強火でフタをしないで5分ほど焼き、ひっくり返して弱火でフタをして10~15分焼く(余分な脂はふき取る)
しかし、ここで問題が発生。料理が苦手な私にとって「ひっくり返す工程」はかなり難易度が高く、皆さんが想像する3倍くらいアタフタしてしまったため、ひっくり返した後の画像は撮れませんでした……。
(6)ネギに火が通ったら、飾りねぎを真ん中に置いて完成
<飾りネギの作り方>
・10cmに切った長ネギの芯を除き、はさみで上から3cmくらいまで縦に細く糸のように切り込みを入れる
・切り込みを入れたほうを水につけて置くと、くるんとカールしてくる
・同様に長ネギの青い部分を5~6cmに切り、ハサミで上から2センチくらいまで切り込みを入れ、水につけてカールさせる
・それぞれがカールしたら、白い長ネギの中に青ネギをいれ花のようにして完成
インスタグラムの画像と比較すると焼き色が甘かった気もしますが、飾りネギが勝負。と思っていたら、夫が自分で作った飾りねぎを片手にニッコリとキッチンに佇んでいたので、ネギを拝借してあっという間に完成です!
豚肉のジューシーな肉汁! 長ネギの瑞々しさもバッチリの奇跡のコラボ。平野レミさんの生涯名作レシピという名にふさわしいビジュアルではないでしょうか。
一口食べてみると、想像通りネギからジュワッと肉汁が溢れ出します。ネギと豚肉の旨味がたっぷりと口の中に広がり最高。「生涯名作レシピ」というもの納得です。個人的には塩コショウを多めにしたほうが、味にメリハリが効いてさらにおいしくなるかなとは思いましたが、そこはお好みで。
少し不安だったネギへの火の通り具合ですが、あれだけ長ネギをひっくり返す際にアタフタしたにもかかわらず、シャリシャリとちょうどいい食感。長ネギが豚肉にしっかり絡みついてくれているので、食べる際に豚肉がずれ落ちて結局別々のものを食べるという最悪の事態も免れました。
食べる際の注意点としては、とぐろ状態ではなかなか噛み切ることに苦労するので、食べやすい大きさにカットするほうが良いでしょう!
【総評】
もう一度作りたい度:★★★★★(塩コショウ多めで再チャレンジしてみたい!)
ズボラ主婦でも再現可能度:★★☆☆☆(とぐろをひっくり返す工程は非常に難易度が高い!)
子どもウケまたは夫ウケ:★★★★☆(子どもには理解し難いネギの青臭さ強めの味)