• 日. 12月 22nd, 2024

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明日あなたが被害にあうかもしれない

仲本工事さん葬儀で妻・純歌に加藤茶、高木ブー長女が激怒ーー修羅場報道からわかること

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 衝撃のニュースが飛び込んできた。滝沢秀明がジャニーズを退社! この情報はどのマスコミも事前に掴んでいなかったようで、かなりの衝撃を持って受け止められている。その真相は? これまで確執がささやかれ続けた藤島ジュリー景子社長との関連は? ジャニーズの行方は? 今後も大きな波紋を呼ぶこと必至だ。

第624回(10/27〜11/1発売号より)
1位「盟友・加藤茶が叱責 『仲本工事の悲劇は鬼嫁のせい!』」(「女性自身」11月15日号)
同「仲本工事さん急死の裏で起きていた深刻“修羅場”――唖然「振る舞い」の事実婚妻を叱責する加藤茶の怒声 『こうなったのはお前のせいだ!』」(「週刊女性」11月15日号)
参照「仲本工事急逝! 熟年結婚妻『相続権なし』の悲鳴」(「女性セブン」11月10・17日号)
2位「明菜 『復帰は来年』苦渋決断に帯状疱疹後遺症」(「女性自身」11月15日号)
同「中森明菜 『人前に立つの怖い』無念の紅白断念」(「女性セブン」11月10・17日号)
3位「松任谷由実 102歳老母が『コロナ重症から奇跡の生還』」(「女性自身」11月15日号)

 先週に引き続き、今週も女性週刊誌3誌が大きく取り上げている、ザ・ドリフターズ仲本工事氏の事故死。もちろん、その主人公は仲本氏の“歳の差妻”の存在だ。

 先週、斎場を抜け出し焼き肉屋に行った妻・純歌の姿をキャッチし、そこで話された戒名を巡る金銭に関する不可解な会話や不倫疑惑を報じた「女性自身」だが、今週も飛ばしている。仲本氏が事故に遭い病院に運ばれた後、駆けつけた朋友・加藤茶が、待合室の廊下で仲本氏の妻・純歌に怒りをあらわにしたことを「自身」が報じている。

 「仲本がこんなことになったのは、あんたのせいだからな!」と。

 加藤茶が怒鳴る。衝撃である。記事によれば、そもそも加藤は以前から純歌に不信感を抱いていたという。未入籍だったことや、仲本氏が純歌に振り回されすぎていることを加藤は心配していたというのだ。

 加藤の怒りを報じたのは「自身」だけではない。先週、元フィギュアスケート選手の渡部絵美氏や仲本夫妻と親交があったプロレス団体「西口プロレス」のアントニオ小猪木氏のコメントで、純歌を擁護するような記事を掲載していた「週刊女性」だが、今週は一転、「自身」とほぼ同じ内容の記事を掲載しているのだ。

 「週女」によると、仲本氏の事故後、病院に駆けつけた純歌だったが、“純歌ファン”といわれる男性3人も一緒だったという。そして純歌の服装は、胸元が大きく開いたシースルーとミニスカ姿。そこに駆けつけたのが加藤だ。そして純歌に、こう言い放ったという。

 「仲本がこうなったのはお前のせいだ! とんでもない女だ!」と。

 同じシーンを見たから同じ内容。しかし加藤の激怒を証言したのは、「自身」では“ドリフと長年仕事をしてきたテレビ局関係者”であり、「週女」では“仲本さんの知人”となっているのが面白い。多くの関係者の前で加藤が怒りを爆発させたということなのか。

 だが、「自身」と「週女」の一致は加藤の怒りだけではなかった。それが葬儀・出棺の際に起こった出来事だ。まずは「週女」記事から。

「出棺の前、純歌さんと病院にも一緒に来ていた男性たちが、仲本さんのご遺体を数十枚もパシャパシャと撮影していて……。その様子を見かねた、いかりや長介さんの娘さんが“やめなさい!”と声を荒げながら、その場で泣き崩れました」(葬儀に参列した人のコメント)

 まさに修羅場だ。そして「自身」では、激怒したのはいかりや長介氏の長女だけではなかったことが報じられている。葬儀に参列した高木ブーの長女、そして加藤茶の妻・綾菜もまた純歌に怒りを爆発させたという。

「まず高木の娘が声を上げた。
『やめて! 仲本さんをそんなふうに撮らないで! ご遺体は目に焼き付けるものでしょう!』(中略)『制止にも応じず故人を撮影し続ける純歌さんたちに対し、いかりやさんの娘さんも声を荒らげていました。加藤綾菜さんも泣き崩れて、高木さんの娘さんと3人で、肩に手を回して抱き合い、支え合っているような感じでした』」(「自身」記事より)

 葬儀は喪主(前妻との長男)の静かに送りたいという意向で少人数で執り行われたというが、参列者たちは怒り心頭だったのだろう。「自身」と「週女」に数少ない参列者が同じ内容をリークしたということだ。とはいえ、情報量は圧倒的に「自身」のほうが多い。ネタ元の情報量の違いかもしれないが、「自身」は純歌に直撃をしている。そして純歌が“注意されたのは友人で自分ではない”と他人事のように電話で語ったことが紹介されるのだ。

 同じ情景でも「自身」と「週女」記事に結構な違いがあることも興味深い。だが2誌に共通するのは、純歌に対し仲本氏周辺関係者が強い不信感を持っていること。だから誰かが週刊誌にリークした。病院での加藤の怒りと葬儀での純歌の非常識な振る舞いを。こうしたネタは、芸能マスコミの大好物だしね。

 そして、もうひとつわかったこと。それがドリフ関係者の仲のよさだ。いかりや長介の長女や高木ブーの娘といった“子どもたち”も仲本氏の葬儀に列席し、その死を悼む。加藤茶の嫁も、その家族の輪に入っていた。修羅場記事の中でその点だけは、ほっこり感動した。(ちなみに「女性セブン」はこれら修羅場をキャッチしていなかったようで、事実婚妻の遺産相続の問題を記事にしていた)

 デビュー40周年を迎え、新事務所を設立し、Twitterを開設、本格的再始動に向けて動き出したはずの中森明菜。『NHK紅白歌合戦』出場も実現か!? と期待されていたが、しかしその雲行きは怪しいようだ。「女性自身」と「女性セブン」がその絶望的展望を報じている。

 まずは「自身」。12月にベストアルバムが発売予定の明菜だが、レコード会社が要請した“コメント”を断ったのだという。そして同世代の歌手と比較する。長年患っている帯状疱疹も完全に治ったとはいえない現状のため、『紅白』ではなく来年の新曲発売とディナーショー復帰が、いまのところ有力視されているらしい。

 そして「セブン」を見ると、さらに深刻な事態が起こっていることがわかる。まず新事務所と旧事務所の引き継ぎがうまくいっていないらしい。旧事務所の代表は明菜の恋人と報じられていた人物。この代表は明菜の復帰に向かってさまざまに動いていたが、明菜はそんな代表を振り切って新事務所を設立したため、ファンクラブの移行もできず、明菜の窓口がどこなのかの混乱も起こっているらしい。さらに明菜の体調不良も指摘され、『紅白』は断念、という結論に。

 それにしても、かなり頻繁にその動向がマスコミに取り上げられる明菜。それだけ復帰が注目されているという証左だろう。そして多くの人がその復帰を待ちわびている。

松任谷由実、102歳実母の奇跡

 パワフルな女性だと思っていたが、その母上もパワフルだった! デビュー50周年を迎えた松任谷由実。102歳の実母がコロナに感染し、一時は重症となったが奇跡的に回復したことを自身のラジオ番組で語ったという。それをとっかかりに、松任谷と母上の“素敵な関係”を「女性自身」が紹介している。娘以上にパワフルで個性的なユーミンママ。すごいぞ!

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