本田翼主演の火曜ドラマ『君の花になる』(TBS系)。2018年に放送された『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(同)を手がけた脚本家・吉田恵里香氏のオリジナルストーリーで、本田演じる元高校教師の女性が、ひょんなことから崖っぷちのボーイズグループの寮母となり、彼らの「トップアーティストになる」という夢に一緒に向かっていくという内容だ。
高橋文哉を筆頭に注目の若手俳優が多数出演することもあり、放送前から話題となっていた同ドラマだが、11月1日に放送された第3話の平均世帯視聴率は5.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。1話から6.5%と低空発進で、2話は6.0%と、今のところ右肩下がりとなっている。
テレビ業界関係者によると、視聴率低下の原因の一つとして考えられるのは、本田の“演技力”だという。
「『日曜劇場』は別格として、TBSが『金曜ドラマ』とともにブランド化しているのが『火曜ドラマ』であり、同枠の主演となれば知名度と人気があることは大前提。その上で、“物語に没入できる”演技力が求められます。ところが、本田の演技はネット上で『学芸会レベル』などと酷評されることが多いため、ストーリーに入り込めず離脱する視聴者もいるのではないでしょうか」(業界関係者)
本田の演技力を疑問視する声は今に始まったことではないが、『君の花になる』の主演抜てきに関しては、「同枠は今まで、数々の人気女優が主演を務めてきたので、単純に本田にも“順番が回ってきた”という印象」(同)とのこと。
また本田は、女優としての仕事だけでなくバラエティ番組の司会に起用されることも。テレビ業界内での評判はどうなのだろうか。
「明星食品、ZOZOなど、ナショナルスポンサーのイメージキャラクターを務めるCMも多く、クリーンなイメージが定着しています。過去には『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー『ゴチになります!』のレギュラーを務めたり、『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)で司会をしたりと視聴者を楽しませるセンスもある。バラエティも適正バツグンで好感度の高い稀有な女優といえるでしょう。かわいらしいルックスですが、オタク気質のインドア派で、適度にポンコツなところも、老若男女から愛される要因ではないでしょうか」(同)
演技力さえ向上すれば、本田は“最強の女優”になるのではなかろうか。