関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。11月7日深夜放送回では、ゲストに女優の水野美紀が登場し、関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑んだ。
水野が主演・脚本・監督を担当したドラマのタイトルは「村上信五どうする? の会」。横山裕、大倉忠義、丸山隆平、安田章大の4人が演者に選ばれ、村上は別室から5人の姿をモニタリングした。
物語は、2日間音信不通で仕事にも来なかった村上を、会議室で横山、大倉、丸山、安田が待っているシーンからスタート。するとそこへ、水野扮する謎のおばあちゃんが現れる。なんと、村上と路上でぶつかり、魂が入れ替わってしまったというのだ。
事前インタビューで「今回、ものすごい挑戦になっちゃったんですけど。(関ジャニ∞に)怒られるかもしれないんですけど、思いきってやってみます」「私はこういう形で村上信五さんと絡みたかったんですよね」と意気込んでいた水野。どうやら自ら“外見はおばあちゃんだが中身は村上”という難役を志願した。
なお、ドラマ開始冒頭のナレーションでは、水野と村上が入れ替わったことは明かされなかったが、丸山は会議室に入ってきた水野を一目見て「信ちゃん?」とズバリ当て、水野は「マル、マジお前すごいなぁ」と思わず感心。丸山が「歩き方でわかった」と明かすと、モニタリング中の村上も「すごっ」と驚がくした。
一方で横山は「ほんまに村上?」と疑い、「じゃあ踊れる?」と水野にムチャぶり。すると、水野は関ジャニ∞の楽曲「がむしゃら行進曲」(2014年)に合わせてキレのあるダンスを披露し、メンバーは大爆笑。水野はさらに、村上扮するオリジナルキャラクター「両手洗擦造(りょうてあらい・するぞう)」の名前を出したり、ソロ曲「フリーシーズン」(村上信五 with TK/21年)をワンフレーズ歌い、横山は「村上に見えてきたわ……」と笑いながらつぶやいた。
また、水野の様子をモニタリングしていた村上は「俺、めちゃくちゃうれしいよ! 俺を水野美紀がやってくれてるって……」と大興奮しながら、「俺は勝手に(水野のことを)お姉ちゃんだと思ってる。びっくりした。うれしいよ。よう(情報を頭に)入れてくれてるわ」としみじみコメント。
その後、おばあちゃんとなった村上を迎えて「新生関ジャニ∞」として進んでいこうとする5人だったが、水野演じる村上の体は80歳のおばあちゃん。物忘れがひどく、メンバーとの思い出も忘れてしまうことから、水野に促され、メンバーは村上との思い出や好きなところを語っていくことに。
「(村上は)人一倍甘えん坊やな。酔っ払ったときとか、ここらへん(肩)にしなだれてくる」(安田)「カラオケ行って、何回も一緒の曲入れる」(横山)「ポジティブなところ、好きやけどな」(大倉)「僕が20歳になった頃に、実家に泊めてもらったりしてたやん。朝のおかんのうどんがうまかった」(丸山)など、次々とエピソードが飛び出した。
さらに横山は、「あれ覚えてる?」と問いかけながら、横山が15歳の頃、村上と村上の父親と3人でラーメンを食べに行った際の出来事を告白。横山によると、「ラーメンをだいぶ食べた後半ぐらいに、『信五、お父さん、お金持ってきてないぞ』って(村上の)お父さんが言うて、そっと俺の顔見てきた」とか。結果的に、横山が代金を払ったそうで、「俺らの大事な思い出、忘れたん?」と一言。一同から笑いが起こる中、村上は「俺の恥部や!」とボヤいていた。
その後、別室にいた村上が撮影スタジオに現れ、再度水野演じるおばあちゃんとぶつかり、無事元に戻ることに成功。ラストは全員で関ジャニ∞の「前向きスクリーム!」(15年)を踊り、終幕した。
横山は「どんなエンディングなんこれ?」とボヤキつつ、「もう(水野に)キュンってきました」と明かし、村上も「ありがたいしかない」とあらためて水野に感謝。
なお、水野は村上を演じるにあたって、「ソロ曲のメイキングとかも、全部目を通しました」と関ジャニ∞についてかなり勉強したとのこと。「『8BEAT』、すごい良いアルバムで。『凛』のPVとか見ると泣いちゃうんですよね。すっかりeighterです」と関ジャニ∞のファンになったとも告白した。
この日の放送に、ネット上では、「村上信五役水野美紀はおもしろすぎる」「細かいとこまでいろいろ勉強してくれてたのがeighterにとってもうれしかった」「今までで一番笑って一番うれしくて泣いた」「全力で役作りに挑む水野美紀さん、素晴らしい女優さんだな」「ファンのことも喜ばせてくれる設定を考えてくださり、ありがとうございます!」など、ファンからも水野に感謝の声が多数寄せられていたのだった。