いよいよ年末の特番ラッシュの季節がやってきた。すでにテレビ業界では、2023年お正月特番の放送進行が始まっている。そんな中、来年に向けて、業界内で最も活躍が期待されているバラエティタレントは誰なのだろうか。
「芸人では、YouTubeチャンネルも好調なジェラードンの3人は期待度が高いです。バラエティ番組では、お試しで1回は使われるでしょう。ただ、フリートークがどこまで通用するか、まだ読めないところがあります。同じトリオだと、和田まんじゅうの見た目がインパクト大のネルソンズ。勢いのある若手トリオということで、番組に呼ばれる機会が増えていくはずです。また『キングオブコント2022』(TBS系)に初出場で準優勝を果たしたコットンのボケ担当・きょんは新たなドッキリスターになり得るでしょう。相方の西村真二はビジュアルがいいので、新しいファンがつきやすいと思います」(テレビスタッフ)
アイドル界からは、乃木坂46のあのメンバーに期待が集まっているという。
「弓木奈於は注目株の1人です。10月11日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に初出演した弓木は、その言語感覚や自己肯定感の低さが、滝沢カレンや王林に通じる。弓木は坂道アイドルの中でも、さんまをはじめ、麒麟・川島明、バナナマン、なすなかにし、アルコ&ピース、ぺこぱ、オリエンタルラジオ・藤森慎吾、かが屋など芸人と共演する機会が多いだけに、MCとのラリーでも瞬発力ある返しができます。アシスタントとしても有能ですし、さらなる成長が楽しみなアイドルです。滝沢、王林はタレントとして一段上がったため、その空いたポジションに弓木がハマれば、来年は各番組で争奪戦になる予感」(業界関係者)
男性アイドルとしては、ここ数年、バラエティ番組に引っ張りだこになっているSexy Zone・菊池風磨の活躍が引き続き注目されているようだ。
「菊池のトークスキルには目を見張るものがある。以前までは斜に構えていたところもありましたが、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)で全裸ドッキリを仕掛けられたことで、どこか吹っ切れた感も。ちなみに、21年1月27日放送の『突然ですが占ってもいいですか?SP』(フジテレビ系)に出演した際には、占い師・星ひとみ氏から『バラエティでめちゃくちゃ売れる星』と言われていました。『ニノさん』(日本テレビ系)でも、二宮和也やゲストともキレのあるトークを繰り広げています。ただMCを張るというよりは、イジられるジャニーズとして重宝されそうです」(放送作家)
Snow Man、SixTONES、なにわ男子といったジャニーズ新興勢力の勢いが増している中、「菊池が『NGのないジャニーズ』として突き抜けることができれば、無敵のポジションを築けるはず」(同)とのこと。
ジェラードン、ネルソンズ、コットン、弓木、菊池といった面々が、年末年始番組でどんな活躍を見せるのか、楽しみにしたい。