不倫問題で芸能活動を自粛していたゴールデンボンバー・歌広場淳が、12月25日開催の『ゴールデンボンバークリスマスライブ~聖夜の幽漢脚~』で活動を再開するという。ネット上にはネガティブな声も多く上がっている中、マスコミ関係者は「このご時世、やはり不倫はイメージが悪い」(スポーツ紙記者)と指摘する。
歌広場は2016年に一般女性と結婚したが、昨年8月に第2子誕生を報告した約3カ月後、同年11月11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって、不倫相手・A子さんの存在が明らかに。しかも、A子さんを妊娠させた歌広場は「(子どもを)堕ろしてほしい」と伝え、認知も拒否していたとか。その後、A子さんは妊娠14週で破水したため、子どもをあきらめたというが……。
「『文春』は翌週“続報”として、A子さんだけでなく、B子さんからG子さんという6人の女性と歌広場の不適切な関係を報道。記事には、歌広場が今の妻との交際中、G子さんとも付き合って妊娠させ、やはり中絶させていたことなどが書かれていました」(芸能ライター)
ゴールデンボンバーをめぐっては、ボーカル・鬼龍院翔も、昨年9月4日に結婚を発表した直後、同月9日発売の「文春」で別の女性と二股をかけていたことを報じられていたが……。
「鬼龍院に関しては、結婚前の女性問題で、不倫ではなかったということもあり、謝罪やメンバーからビンタを受けるといった“罰ゲーム”を経て活動を継続。一方、歌広場は完全なる不倫であり、中絶トラブルも浮上したとあって、約1年にわたり活動を自粛し、来月のクリスマスライブでようやく復帰することになりました。しかし、ネット上では『やらかした内容が内容だけに、もう応援できない』『活動再開するのは自由だけど、前みたいにテレビで活躍するのは無理かもね』などと批判されています」(前出・スポーツ紙記者)
RADWIMPS・桑原彰のお泊まり不倫、野田洋次郎は「納得がいきませんでした」
ちなみに昨年はゴールデンボンバーのほかにも、人気バンドのメンバーの不倫が報じられていた。
「同年9月16日配信のニュースサイト『文春オンライン』は、RADWIMPSのギタリスト・桑原彰が既婚者でありながら、元モデル女性の自宅に“お泊まり”していたとスクープ。報道翌日にはRADWIMPSの公式サイトで『概ね事実であることを本人に確認しました』と報告があり、当面の間、バンドはボーカル・野田洋次郎とベーシスト・武田祐介の2人で活動することに。野田は個人としてのコメントも出し、『バレなければ続けていたということ、バレたから謝罪をしたことに納得がいきませんでした』と、桑原に対して失望している様子でした」(同)
翌週配信の「文春オンライン」にも、野田が桑原に「脱退したほうがいいと迫るほど」激怒していた……という事務所関係者の証言が掲載された。
「そんな桑原も、今年10月5日にRADWIMPSの公式サイト上で『本日付けでバンドに復帰いたします』と発表。『メンバー間でも彼の行動に抱いた感情を整理できたことを踏まえ、改めて一緒に音楽活動を続けていくという結論に達しました』とあったので、野田もなんとか気持ちを収めることができたのかもしれません。バンドとしては今月11日に公開されたアニメ映画『すずめの戸締まり』の主題歌を担当するなど、問題なく活動できています」(同)
なお、桑原は活動を休止していた今年3月、暴露系動画配信者の“ガーシー”こと東谷義和氏(現在は参議院議員)により、俳優・綾野剛から“殴られた過去”を暴露されていた。
「東谷氏によると、桑原は当時“バンドに迷惑をかけたくない”といった理由で大事にしなかったそうですが、結局は自らの不倫騒動で迷惑をかけてしまった。ファンだけでなく、メンバーの野田も不信感をあらわにしていただけに、本当の意味で信頼を回復するには時間がかかるでしょう」(同)
一方、20年9月18日配信の「文春オンライン」では、BUMP OF CHICKENのベーシスト・直井由文の不倫が発覚。同バンドは同年8月にボーカル・藤原基央が結婚を公表した一方、「文春」は直井にも妻子がいたことを伝え、同時に既婚者であることを隠して元タレント女性と不倫していたと報じた。
「同月25日、BUMP OF CHICKEN公式サイトに藤原とギタリスト・増川弘明、ドラマー・升秀夫が連名でコメントを出し、やはり当面は直井を除く3人で活動していくと発表。同月27日深夜放送のラジオ番組『PONTSUKA!!』(bayfm)に出演した藤原は、『どうしても納得できなかったし、許せなかった』と怒りをにじませつつ、『最初はもう、このバンドはここで終わりにするしかないのかなと(思った)。これはチャマ(直井の愛称)1人の責任ではないから』と、グループ解散も考えたことを明かし、ファンを騒然とさせました」(レコード会社関係者)
その後、昨年6月6日に直井の活動再開が発表され、本人も「もう一度BUMP OF CHICKENの看板を背負う人間として生きていきたいと切に思いました」「僕に、僕が傷付けてしまった看板の傷を直す努力を続けるチャンスをください」などとコメント。しかし、一部ファンからは「ポエムみたい」「自分に酔ってる?」と不評を買っていた。
「とはいえ、BUMP OF CHICKENも現在放送中の人気アニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)第2クールの主題歌に起用されるなど、バンドとしてはこれまでとさほど変わりなく音楽活動を行っています。歌広場も、ゴールデンボンバーの一員としてライブ活動は行えるでしょうが、以前のようなテレビでのバラエティ仕事は、もう難しいのかもしれません」(同)
歌広場は復帰のクリスマスライブで、一体何を語るのだろうか。