11月13日に放送された山崎賢人主演のドラマ『アトムの童』(TBS系)第5話に、有名ゲーム実況者・キヨ。が出演し話題を呼んだ。
同ドラマは、若き天才ゲーム開発者・安積那由他(山崎)が、倒産危機にある老舗玩具メーカー・アトム玩具とタッグを組み、ゲーム業界の大資本企業・SAGASに立ち向かい、成長していく姿を描いている。
※本記事は『アトムの童』第5話のネタバレを含みます。
この回では、アトム玩具と安積らが協力して製作したゲームが完成したものの、配信サイトから審査で弾かれてしまい、販路が確立できないという問題に直面。その後、SAGASの社長・興津晃彦(オダギリジョー)から、同社が運営するゲーム配信サイトで配信する案を持ちかけられるも、これを断り、自社サイトでの配信を開始。しかし、売り上げは一向に伸びず……というストーリーだった。
「新作ゲームへの注目を集めるため、アトム玩具はゲーム実況者にプレイしてもらうという作戦を決行。この中で、安積の知り合いでネットゲームカフェ店長・森田聡(ハナコ・岡部大)の知人として、キヨ。が本人役で登場。森田と安積はキヨ。にゲームのプレイを頼み込むも、『SAGASのゲームのほうが食いつきいいからさ。もっちょ(森田)には悪いんだけど、俺も再生回数で稼いでるから』と断る流れでした」(芸能ライター)
キヨ。本人は、放送前日の12日にTwitterで「ついにキヨドラマ出演。ゲーム業界のお話ということでまさかの本人役。出演は一瞬だけど登場から何もかも面白いので是非見てくれ」とドラマの宣伝投稿をしたほか、放送当日にも「俳優キヨの出演まじで一瞬で笑う」とツイートするなど、本人はドラマ初出演を楽しんだようだ。
「ネット上では『キヨ。を目当てに見た!』『本人役で俳優デビューしてて笑った』など、ドラマ出演を喜ぶファンもいた一方で、マイナーゲームの開発者の頼みを無下にするキヨ。の姿に、『本当のキヨ。のキャラと違いすぎる』『本人役だけど、外見以外は本人要素がない』と、ドラマ内のキャラが本来のキヨ。とは違うという指摘も噴出しました」(同)
YouTubeのチャンネル登録者数400万人以上という絶大な人気を誇るキヨ。。ドラマの役ではアトム玩具の依頼を断ったが、実際は人気ゲームの実況だけでなく、マイナーゲームや、いわゆる“クソゲー”と呼ばれるようなゲームの配信も行っている。
「最近では、12日に『1円で買った ハンター×ハンター のヤバすぎるクソゲー「ハンターの系譜」がめちゃくちゃ笑える』と、発売当初、評判が悪かった昔のゲームをプレイする動画を公開。16日時点で122万回を超える再生数を記録しています。そのため、再生数狙いで、人気ゲームしかプレイしないスタンスの劇中のキヨ。に違和感を持ったファンは少なくなかったようです」(同)
なお第5話には、往年のゲームファンには絶大な知名度を誇るゲームプレイヤー・高橋名人も出演。今後もゲーム好きのツボを押さえた出演者が登場するのか、注目だ。