11月14日に放送された『月曜の蛙、大海を知る。』(TBS系)で、お笑い芸人・おいでやす小田とフルーツポンチの村上健志が行ったダイエット企画が、ネット上で賛否を呼んだ。
この日の番組では、「中年小太り芸人が最新ダイエット法を知る」という企画をオンエアー。小田と村上が、それぞれ2カ月間にわたるダイエットに挑戦し、 どちらのほうが“美ボディ”に近づいたのかをスタジオメンバーが投票し、その勝者を決めるという内容だった。
「勝者には、人気情報誌『東京カレンダー』(東京カレンター株式会社)で特集グラビアを飾るご褒美が用意されているとのこと。小田にはクロスフィットトレーナー・AYA氏が付き、“地獄の鬼トレ”という厳しいトレーニングを、村上にはAmazonプライム・ビデオで配信されている『バチェラー・ジャパン』の4代目バチェラー・黄皓氏がサポートに入り、“スイートメソッド極み”という楽しく痩せられる方法でダイエットを行っていました」(芸能ライター)
小田はこの企画で、AYA氏の考案した厳しいトレーニングのほか、白米を玄米に換え、野菜の摂取量を増やすなどの糖質制限にも挑戦。最終的には67.9kgあった体重が61.6kgに減り、6.3kgのダイエットに成功した。
「一方、“激アマメソッド”の村上は、黄氏に褒められ続けることでやる気を出し、自主的にウォーキングをはじめとしたトレーニングや食生活の改善を実施。72.4kgから63.0kgと、9.4kgの減量を達成したんです」(同)
その後、ダイエットで手に入れた “美ボディ”を披露した小田と村上だったが、投票結果は2対1で村上の勝利。小田はこの結果を受けて、「納得ができひん、これは。これは納得できへんぞ! こんな世の中でええんか! 世の中の皆さん! 努力は裏切ります!」と絶叫し、スタジオは笑いに包まれた。
「今回のダイエット企画に対し、ネット上では、『私もダイエットしようと思った』『小田さん、負けちゃったけどよく頑張った!』と評価する声がある一方で、『今後も維持できるかが大切』『短期間で無理に痩せるのは体に負担がかかる』『リバウンドしないといいけど』と否定的な意見もあり、賛否が分かれました。また、『急激に痩せたから心配してたけど、番組企画だったのか』『病気じゃなくてよかった』など、体調不良を心配していたファンもいたようです」(同)
小田といえば、以前も番組で過酷な企画に挑戦し、物議を醸したことがあった。
「9月21日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で小田は、『お化け屋敷のルート中にお化けメイクされて捕えられてたらめちゃ助けてもらいづらい説』を検証。“お化けメイク”をした状態でお化け屋敷の中に閉じ込められ、お客さんに助けてもらいながらの脱出を試みました。しかし、棺桶の中に閉じ込められた小田は、呼吸が不安定になるなどパニック状態になり企画は中止。ネット上では、『小田さん、閉所恐怖症っぽくてかわいそうだった』『今後の生活に支障が出ないといいけど』など、心配の声が噴出していました」(同)
芸人として体を張った企画に挑戦するのは避けられないのだろうが、心身を壊しては元も子もないだろう。どうか無理のない範囲でお茶の間に笑いを届けてほしいものだ。