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AKB48の「恋愛禁止」は「本気でアイドルをやっていたら恋愛する暇ない」が真意? ジャニーズも同様の見解か

ByAdmin

11月 22, 2022 #AKB48, #芸能ウラ情報

 AKB48のメンバーで“48グループ総監督”を務める向井地美音が、11月20日、自身のTwitterに「『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来た」(原文ママ、以下同)などと投稿。その前日、ニュースサイト「文春オンライン」でAKBの人気メンバー・岡田奈々の熱愛報道が出たことを受けてのコメントとみられるが、業界内では「AKBの“負の遺産”ともいえる同ルールは、なかなか落としどころが見つからないまま今に至り、あらためるのも簡単ではなさそう」(芸能プロ関係者)と指摘されている。

 今月19日配信の「文春オンライン」によると、岡田は今年6月に上演されたミュージカル『「マギ」-迷宮組曲-』で共演したことをきっかけに俳優・猪野広樹と交際に発展。2人が岡田の父親も交え、同棲用とみられる新築マンションの内見をする様子などもキャッチしている。

「岡田といえば、2017年6月の『第9回AKB48選抜総選挙』で9位にランクインした際、『今のAKBグループは、スキャンダルだったり問題を起こして、それをネタにしたり笑いにしたり、そこで這い上がるメンバーがよく見られます。(それでも)いいと思うんです。皆が真面目じゃ絶対つまらないし、そういう人がいてもいいと思うので。でもそれをまねしていいとは絶対に思わないし、自分は真面目にやっても、いつか必ず48グループのてっぺんを取れると信じています』と宣言。自分は“優等生”であるとアピールしていました」(アイドル誌ライター)

 同総選挙では、20位にランクインしたNMB48・須藤凜々花(19年1月に芸能界引退)が、壇上スピーチで結婚を電撃発表しファンを動揺させたため、「岡田はそんな須藤を暗に批判したとみられる」(同)という。

「このスピーチをきっかけに、岡田を支持するファンが増えた印象ですが、そんな彼女が“文春砲”を受け、猪野との交際が発覚。ネット上には『裏切られた』『もう何も信じられない』と嘆くファンが続出しています」(同)

 同報道の翌日、向井地はTwitterを更新して「あなたが悲しむ姿も、あなたがファンの方を悲しませる姿も、見たくなかった」「アイドルとして皆さんから頂いた愛や信用を裏切ることが起きてしまい、本当に申し訳ありませんでした」といったコメントを発表。名前は出していないが、タイミング的に「あなた」は岡田を指し、彼女の熱愛報道を受けて、総監督として謝罪したものとみられる。

「さらに、向井地は『今まで曖昧になっていた「恋愛禁止」というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います』ともコメント。“AKBは恋愛禁止”といわれるようになってもう10年以上ですが、現役メンバーで、ここまで真正面からこの問題に切り組む姿勢を見せるのは初。ただ、ネット上では『プライベートは自由にさせるべき』『アイドルだって恋愛くらいする』との意見もあれば、『アイドルに交際相手がいたら、やっぱりファンは減るよね』『人気商売とはそういうこと』といった指摘もあるように、やはり結論を出すのは難しいでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 これまでも、AKBメンバーの熱愛が報じられ、炎上したケースは多々あった。しかし、研究生に降格となったり、ほかのグループに左遷されたりといった処分を下された者がいる一方、表向きには何の措置もなく活動を継続できた者もいる。ファンからは、運営側の対応に差があることを問題視する声も少なくなかった。

「AKBのプロデューサー・秋元康氏は、12年6月のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)出演時、『(メンバーに)恋愛禁止って言ったことはない』と話していました。同12月のラジオ番組『今日は一日“AKB”三昧 IN 幕張メッセ』(NHK-FM)内でも、やはり『僕は一度も言ってないんですよ、恋愛禁止条例って』と発言。とはいえ、“本気でアイドルをやっていたら恋愛する暇などない”という物言いもしていたため、恋愛禁止はあくまで“暗黙のルール”になっていたのでしょう。多数の男性アイドルを抱えるジャニーズ事務所も、やはり内々には同様の見解を示しているようです」(同)

 そもそも“AKB=恋愛禁止”のイメージが世間に浸透したきっかけは、一体何だったのか。

「一時期はメンバーの契約書にも『恋愛禁止』と書かれていたとする説もありますが、ウワサの大本は、10年以上前のCM契約。当時はタレントの人権に関するコンプライアンスにうるさくなかった時代ということもあり、あるCMの契約内容に『異性交際発覚NG』なる一文があったそう。それを運営側が半分ネタにして『恋愛禁止』と謳ったところ、思った以上に世間に広まってしまったようです」(同)

 しかし現在は、芸能界全体で、「タレントの私生活まで縛ることは、ナンセンスという風潮になった」(同)そうだ。

「たとえ暗黙のルールだとしても見直したほうがいいのは確かですが、実際に熱愛報道が出ればファンは減ってしまう……というジレンマはあります。それでも、AKB関係者から『いつかあらためるべき日が来る』といった声が聞こえてくるので、メンバーもファンも納得のいく着地点が見つかるといいのですが」(同)

 向井地は21日もTwitterを更新し、「改めて運営に確認を取ったところ『AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている』とのことでした」と表明しているが、メンバーにファン、関係者と三方が納得する落としどころを見つけるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

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