来年5月22日をもって、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が脱退するKing&Prince(以下、キンプリ)。12月7日放送のフジテレビ系大型音楽特番『2022 FNS歌謡祭 第一夜』(以下、『FNS歌謡祭』)出演時には、世界的ダンサー・RIEHATAが振付を担当した「ツキヨミ」を披露したが、そのパフォーマンスに対し、複数の有名ダンサーから賛辞が相次いでいる。
キンプリ史上最高難度といわれる「ツキヨミ」のダンス。『FNS歌謡祭』にキンプリが登場した後、TRFのメンバーで一般社団法人ダレデモダンス主宰のSAMは、自身のTwitterに「キンプリダンスやばいな、、特に平野紫耀、、」と投稿した。
これに多くのキンプリファンが「ダンス界のレジェンドSAMさんの目に留まるだなんて、うれしい」「そうなんです、キンプリってダンスやばいんです」などと反応し、9日現在で1.9万件のリツイートが確認できる。
さらに翌8日には、『FNS歌謡祭』に出演していたGENERATIONSの中務裕太が、LDHの動画配信サービス「CL」で生配信を実施。その中で、平野のダンススキルを称賛したことが話題になっている。
「中務は配信の中で、『平野くんがマジでダンスうまいな。一緒に踊ってみたいわ』などと発言。『ツキヨミ』の曲や振付に対しても、『かっこいい』と繰り返していました。『FNS歌謡祭』には、ほかにもKAT-TUNやSnow Man、なにわ男子など数多くのジャニーズグループが出演していましたが、中でも平野のダンスに心を打たれたようですね」(芸能記者)
また、やはり『FNS歌謡祭』に出演し、国内外のさまざまなダンスコンテストで優勝経験もあるDA PUMP・YORIも、8日に行ったインスタグラム生配信で、「キンプリさんのパフォーマンスがすごかったよね。マジで。感動したよ」「めちゃくちゃいいじゃんと思って」と絶賛。
加えて、「(DA PUMPの)メンバーみんな、すごい盛り上がってたもん」と舞台裏の様子を明かしつつ、「あの振りを自分たちのものにしてるっていうのが、すごくかっこいいなと思いましたね」「振りを踊ってるっていう感覚に見えなかった。本当に自分たちのものにしてるっていうのがすごかったよなあ。あの感じをしっかり踊れるって、すごいよね」と感銘を受けた理由も説明した。
『FNS歌謡祭』でのパフォーマンスが、多くの有名ダンサーに衝撃を与えたキンプリ。ネット上では、こうした反応にファンが歓喜する一方、平野が「自分の年齢と向き合った時、海外で活躍できるグループを目指すというのは、それぞれの活動方針を踏まえた上で全力で取り組んだとしても、もう遅いなと感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました」と脱退理由を語っていたことから、「こんなにすごいダンサーたちに絶賛されてるのに、なんで海外へ行けないの?」「レベルの高さが証明されているのに、なぜメンバーがやめなきゃいけないのかわからない」という悲痛な叫びも上がっている。
なお、SAMや中務から名指しされた平野だが、11月5日付のニュースサイト「文春オンライン」は、キンプリメンバーの間に歪みが生まれた原因について、平野のストイックさを挙げている。
記事によると、平野はコンサート前、全員のダンスが揃っていないと許せず、事務所関係なく個人的にスタジオを借り、メンバーらを集めて自主レッスンを行っていたとか。しかし、そんな平野に永瀬廉が「ついていけない」と愚痴をこぼすようになったことを伝えている。
ダンスのプロたちをも唸らせるキンプリのパフォーマンス。脱退後の平野らは、このスキルをどう生かしていくつもりなのだろうか……。