12月10日放送のバラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に、俳優の満島ひかりがゲスト出演。CDデビュー25周年のKinKi Kidsが“グループの存続”に関して自説を語り、反響を呼んでいる。
今回の放送で、KinKi Kidsの堂本剛、堂本光一、満島は、おでんを食べながらトークを展開。「仕事と同じ時間、遊ぶ」ことを心がけているという満島が、「子どもの時から働いてると、生活が充実したくなりません?」と問うと、堂本光一は「逆にわからんのよ。仕事以外の楽しみ方がわからん」と返答。ただ、まったく遊ばないわけではないのか、「俺も誘われたら行くけどな……」と付け加えた。
また、満島が「毎日、楽しいですか?」と質問すると、剛は「まあ、それなりに?」「(楽しいのは)ライブやってる時じゃない? 楽器弾いたり、歌うたってる時、テンション一番上がるかなあ」とコメント。その一方で、光一は「俺ね、超絶ハッピー野郎です」と断言していた。
さらに、1997年7月に「硝子の少年」でデビューしたKinKi Kidsだが、満島は自身が「HIKARI」名義で所属していたダンス&ボーカルグループ・FolderのCDデビューが同年8月とあって、「同期じゃない? と思って。CDだけだと」と指摘。
続けて、「大人になればなるほど、戻れるグループが残ってる人たち、いいなあって思います」「一人ひとりでも仕事してるけど、たまにこうやってチームでもやれる人がいるのって、すごくいいなあと、はたから見てて思いますね」とKinKi Kidsをうらやましがると、剛は「(グループ存続は)そんな難しいことじゃないねんけどなあ……」と発言。
これに光一が「そうね。頭で考えちゃうから難しいんであってねえ……」と同調すると、剛が「家族でも親友でも、結構会わへんかっても、会ったらすぐそこから(元の関係が)始まるやんか。っていうのと同じやから、なんか普通やねんけどな」と語った。
「これまで、幾度となく不仲説や解散危機疑惑が浮上しているKinKi Kids。実際、2日発売の『日経エンタテインメント!』(日経BP)内で光一が連載している『エンタテイナーの条件』では、グループ脱退とジャニーズ事務所からの退所を表明したKing&Princeの話題に触れつつ、自分たちも過去に『存続の危機』があったと告白していました。しかし、今回の『ブンブブーン』での2人の口ぶりから、現在はグループ存続に迷いがないことがうかがえ、これにファンも喜んでいます」(芸能記者)
なお、Folderは男女混成の7人グループとして97年にデビューするも、2000年に男性メンバーであるDAICHI(現在の三浦大知)とJOEが「変声期」などを理由に活動を休止。以降は女性のみの5人組グループ・Folder5として活動したものの、中心メンバーであったDAICHIが抜けたせいか、03年発売のベストアルバムリリースをもって事実上解散している。
「Folderが所属していたライジングプロダクションは当時、同事務所所属のDA PUMPら男性グループが、ジャニーズ事務所から“競合する”との理由で横槍に遭い、音楽番組などの活動を半ば制限されていたといいます。さらに、歌って踊れる三浦はFolder時代からジャニーズに目をつけられていて、Folderから男性メンバーだけが離脱した理由についても、一部ファンから『変声期だけでなく、ジャニーズの圧力のせいもあるのでは?』と疑われていました」(同)
現在はフリーの俳優として、映画やドラマで活躍中の満島。今回、長く続いているKinKi Kidsをうらやましがっていたが、Folderも事務所がジャニーズから目をつけられていなければ、あと数年はグループ活動が続いていたかもしれない……。